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ATP(男子)およびWTA(女子)テニス途中経過

2019-04-27 10:28:01 | テニス
このところしばらくテニスの記事を書きませんでしたが、大会自身は頻繁に開催されており観戦はしていました。

ところが期待の錦織と大坂なおみが初戦や2回戦敗退という残念な結果が続き、あまり書く気がせず奮起を望んでいました。やっと今週になりそれほど大きな大会ではないのですが、二人が何とか勝ち上がってきました。

大坂はここまでランキング1位、女王の座を守っていましたが、ドイツで開催されているポルシェグランプリに当然第1シードで出場しています。1回戦は免除され2回戦は台湾のシュウエイとの対戦となりました。

テニスの対戦相手は抽選で決定しますが、大坂はこの選手と今年3回目の対戦と偏ることが多いような気がします。前回マイアミでは逆転負けを喫していますので、侮れない相手となりました。

この選手はラケットの面をうまく作り、相手のスピードを利用して確実に入れてくるというタイプで、大坂もいろいろ工夫していました。それでもスピードに勝る大阪がチャンスを生かし1セットを6-4で取りました。

それでもこのところの不調を表すようなミスが多く、やや苦戦しましたがなんとか2セットも6-3でとり雪辱を果たし、無事準々決勝進出となりました。

錦織はスペインで開催されているバルセロナオープン(ATP-500)に第4シードで出場しています。やはり1回戦免除で、初戦の2回戦はアメリカの選手と対戦しました。

最近の錦織は、どこが悪いというわけではないのに勝てないというかなり深刻な状況でした。この初戦もショットに切れがなくもつれてしまいましたが、7-5、6-2とストレートで勝利しました。しかしトップ選手とは思えないような凡ミスも多く、まだ復調とは言えない感じでした。

3回戦はカナダの18歳アリアシムとの対戦となりました。この選手は18歳という若さでランキング31位まで上がってきた将来性がある選手です。男子テニスは若手が台頭していますが、皆強気で攻める攻撃的なテニスをしています。

錦織がこれにどう対応していくのかが見所でしたが、このクレーコートはそれほど得意ではなくやや心配して見ていました。試合が始まると予想通りアリアシムは強気の強打で攻めてきましたが、やはりその分ミスが多くなります。

錦織も相変わらずショットが安定せず、あまり良い出来ではありませんでしたが、相手のミスに助けられ1セットは6-1で取ることができました。こうなると錦織のキャリアが勝っているところが出てきて、2セットも6-3で取りストレート勝ちとなりました。

これで錦織も準々決勝進出となりましたが、まだまだ本調子には遠い感じがしました。大坂、錦織共にこれからが上位選手との対戦となり、実力が試される試合となります。

それでもやっと二人の試合を楽しめるような気配もありますので、じっくり観戦していきたいと思っています。

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