ごっとさんのブログ

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地球にやさしいバイオプラスチック

2020-11-26 10:27:22 | その他
日本でレジ袋が有料化されて4カ月となりました。私は猫ゴミなどにレジ袋が必須ですので、以前と同様に購入しています。

最近地球にやさしいバイオプラスチックが話題となり、普及し始めているようです。

「バイオプラスチック」は植物などの生物由来のものや、微生物によって分解されるプラスチックの総称です。最新の研究により、エコなはずのバイオプラスチックには、従来のプラスチックと同等の有毒化学物質が含まれていることが判明しました。

プラスチックはいわば環境の悪夢で、作るときに健康を脅かし地球を暖める汚染物質が放出されます。使い終わって処分するにも、その耐久性があだとなって自然分解されないため、非常に厄介なものとなっています。

毎年1000万トンものプラスチックが海洋に投棄され、海洋生物にとって有害な物質がばらまかれることになります。プラスチックはやがて微小なマイクロプラスチックに砕け、それをエサと誤認した生物が食べてしまい、最終的には人間の体内に入ってきます。

これらの認識が高まるにつれ、大企業は代替手段としてバイオプラスチックの開発に向かっています。最新の研究では、使い捨て食器や包装紙、炭酸飲料ボトル、ワインコルクなど43種類のバイオプラスチック製品を調査しています。

これらは植物や藻類などの有機物から作られたもので、時間に経過とともに生分解されるものおよびその基準を満たすものです。

研究チームはインビトロ・バイオアッセイと分光分析を使って43の製品を調査しました。調査の結果、1000種類以上の化学物質を含む製品が80%に上ることが判明しました。中には2万種もの化学物質が検出されたものもあったようです。

もちろんすべての化学物質が悪というわけではありません。しかし研究チームが素材の毒性をテストしたところ、バイオプラスチックや植物由来の素材にも従来のプラスチック同様の毒性を誘発することが分かりました。

さらにこの中には、内分泌活動を妨害する化学物質を含む恐れがあることも明らかになりました。過去の研究では、堆肥化可能または生分解性として販売されているバイオプラスチックでも、特定の施設でない限り分解が難しいものが多いことが分かっています。

結局この記事では、バイオプラスチックといっても安全ではないと主張したいようです。プラスチックと同等な危険性といっても実感はないのですが、バイオプラスチックはあくまで分解性の問題であり、安全性が同等であることは当然のような気がします。

プラスチック問題は色々取りざたされていますが、バイオプラスチックに代えることでは、プラスチック問題はほとんど解決しないことは分かっていたような気がします。 


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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2020-11-28 23:04:59
https://www.gizmodo.jp/2020/11/bioplastic-just-as-toxic-as-traditional-plastic.html

この記事はギズモードジャパンの記事の盗用です。
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