ごっとさんのブログ

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女性が危ない「心臓発作」の予兆

2024-05-12 10:34:50 | 健康・医療
私の歳になると(77歳)長い闘病生活後ではなく、ピンピンコロリで亡くなることを期待している人は多いと思われます。その点で心筋梗塞や脳卒中を望んでいると言えるのかもしれません。

心筋梗塞の死亡率は、女性は男性の2倍高いというデータもあり、女性こそが危ないといえそうです。こういった心臓発作にも見逃してはいけない予兆があるようです。女性はこういった予兆を更年期障害の症状だと思い込み、見過ごしてしまう人が多いとしています。

女性は痛みに対して我慢強いこともあり、一刻を争う病気だとは思わず治療が遅れやすくなっています。動脈硬化がリスク因子となる心臓発作の代表的なのは、心嚢の筋肉に血液を送る血管が詰まったり、欠陥が痙攣することで筋肉に酸素が届かず心臓が動かなくなる心筋梗塞です。

例えば肩が痛いと言い出して整形外科に行っても原因がはっきりせず、かかりつけ医で心電図をとってやっと心筋梗塞の疑いがあることが分かったなどという事があるようです。

心筋梗塞の予兆として胸が苦しという人いますが、肩が重くなる、胃が痛い、首を絞められるような感じだという人います。心筋梗塞の場合は、血管が詰まりかけた「狭心症」の段階で病院に行くことが大事のようです。

体のあちこちに痛みが出るため、歳を重ねるほどそうした痛みに気づきにくい人が多くなるとしています。

心臓発作の主な予兆として、1.胸が重い苦しいと感じる、2.首を絞められるような感覚がある、3.冷や汗が出る、4.息が苦しい、5.胸やけがする、6.吐き気がする、7.少し動いただけで息切れがする、8.こういった症状が数分で治まる、といったことのようです。

同じ予兆であっても、命に関わるかどうかはその体の状態に左右され、とりわけ重大なリスクをまねく主な要因は生活習慣病です。高血圧の人は動脈硬化が進みやすいので、血管が詰まったり破れたりしやすくなっています。

糖尿病の人も血管系の病気を起こしやすいと言われています。中性脂肪やコレステロール値も高すぎると血管を傷つけるので、気を付けるべき状況といえます。また心房細動(不整脈)を見逃さないようにすべきです。

高齢女性に多いのは心原性脳塞栓症といって、不整脈が原因で心臓にできた血栓が脳に飛んで脳の血管に詰まって起きる脳梗塞です。心房細動があると動悸を感じる人もいますが、無症状の人も多いようです。

また虫歯や歯周病で口の中が常に炎症していると血管内にプラークが増えて動脈硬化が進み、脳梗塞や心筋梗塞を引き起こすことは、多くの研究によって明らかになっています。

このように突然起きるとされている心筋梗塞でも色々と予兆はあり、注意する必要があるようです。