旅つづり日々つづり2

旅のような日常と、日常のような旅の記録と記憶。

休日を長引かせる方法

2019年02月07日 11時10分37秒 | 淡路島のこと
少し前の話になるが三連休に入った途端
・どっか行きたい
・上げ膳据え膳されたい
・誰かに作ってもらったお酒が飲みたい 家事放棄の発作が起きた。一大事。

「どっかいこ、どっか!!」「とにかくすぐでよ!!どっかいくねん。いますぐに!」と
鼻息をフンガフンガ言わせながら検索するも大人2、子ども4、これを入力した途端どのサイトも
たいていエラー表示がでてチーン終了。
でもここで負けるわけにはいかない。とにかくもう人参一本切りたくなりのだ。麦茶を沸かすのも
嫌なのだ。コメ一粒洗いたくないのだ。

三連休ということもあり、どこもたいてい満室か予約自体を締め切ってしまっている。
それでもちょっとだけホテル経験のある私は知っている・・・ふふふ。ホテルは全室満室に
しないことを。直前電話なら意外といけることを。そしてこの時期インフルやノロでキャンセルが
非常に多いことも。ふっふっふ。やるでわたしは!このミッションを成し遂げてみせるで!!

ここならいけるはず、と目星をつけたホテルに電話をかけると案の定空室があった。
「よっしゃー!!」少し気持ちを落ち着けて冷静に値段を聞く。8万円ぐらいするやん・・・
メモを取る手が止まった。うーむどうするべきか。一晩8万、一晩8万・・・一気に弱気になる。
「えっと、一度考えて後でもう一度電話させてもらいます」と一旦電話を切る。

「どうする?」ダンナ氏に聞いてみる。
「どうする?ってもう行く気なんでしょ」
「そうやけど、8万って・・・」

下手したら一人で海外行けるやん。むむむ。

微妙な気持ちで仕方なく麦茶を沸かしていると突然ひらめいた。「月曜に泊まって、火曜の
朝にそっから登校、出勤したら平日料金やん!!」

もう一度電話で確認してみると、月曜はもちろん空室ありでしかも8万→3万8千円だった。
よし決定。

家からわずか20分ほどのところにある温泉。しかも日本一のフィッシングホテルと宣伝しているだけ
あってホテル敷地内にプライベート釣り場があった。しかも部屋をアップグレートしてくれていて、
なんかいいことだらけ。さあ、のびのびするぞ。のびのびのびのび。

夕食はバイキング。福と星は最初から自分で作るパフェコーナーにまっしぐら。嬉しそうだからマル。
温泉にもゆったりとつかり、夜釣りにでかけたダンナ氏と福を眺めながら(ベランダからちょうど見えた)
ルームサービスで美味しいお酒を一人ゆっくりと。ああ、幸せ。しかも持ってきてくれるのがネパールから
来たきさくな兄ちゃんで、なお旅気分。(ネパールよりも淡路島のほうが田舎ですることがないと言われた。
そのぶんお金が貯まっていいけどねーと)

翌朝もしっかり温泉に入ってから朝食を済ませ、福を学校の前で降ろしてひとときの夢の時間終了。

非常に充実したリフレッシュとなった。
観光地に住むとこんなこともできるんだなーとニヤニヤしてしまう。これ、多分、またやる。