「あれ?クーラー切り忘れたっけ??」と朝方目が覚めたほど涼しい朝だった。
風はもうすっかり秋の風。あーなんて気持ちいい!!でもさびしいぞ。うんとさびしいぞ。
いつでも出動できるように海の用意は全部出しっぱなし。(結局盆の台風から
行けてない)玄関に足ふきタオルもスタンバイオーケー。
でもこの風で泳ぐのは厳しいなー。そんな季節にいつのまにかなっている。
いろんなことがあって、言葉にならない夏だった。
みんなそれぞれがんばった。できることを精一杯やり遂げた夏だった。
お義父さんの手術は無事に終わり、先週ようやく退院することができた。
ずっとそばでサポートしていたダンナ氏が金曜に帰宅。やっと6人がそろった。
土曜の朝は寝起きに全員でパン屋へゴー!!トレイからはみ出るほどそれぞれ
好きなパンを選んで土砂降りの雨の中を「こんなはずじゃなかったーーー!!」と
叫びながら帰宅。朝から盛大にパン祭り。近所に美味しいパン屋さんのある幸せよ。
こんな朝が子どもたちの夏の記憶に残ったら嬉しいのにな、と思いながらもぐもぐ
パンを食べる。
福と星は父の入院が長引いたため長野から自分たちで飛行機に乗って帰ってきた。
朝から全力ダッシュでバスを乗り継ぎ、ギリギリセーフで空港に到着した私は
ゲートからでてくる二人を見て感無量だった。赤ちゃんだった頃からさんざん連れまわして
飛行機に乗せる時の荷造りや、機内での遊びグッズ、もしもの時のための準備、
そんなことをいっぺんに思い出した。抱っこしておんぶして手をひいて、
なんとかかんとかやってきた空の旅だったけれど、二人がすたすた歩いて「ただいま」と
私の前に立っている。“こんなん奇跡や”って思った。
恥ずかしかったのか、どうなのか、しばらくは目も合わさず距離もなんとなく遠い二人。
引き渡すまでお世話をしてくれた地上係員の方も「??」という顔をしていたほど。
「本当にお母さんですよね??」と疑われていたのかも知れない。
「あの子たちらしいなー」と私はちっても気にしなかったけど。もうどこへでも行けるね。
行っといで。大きくなることは自由になることなんだよ。
つばさと青は毎日保育園に通った。私の手をパッと離して駆けていく二人を見るのが
朝の喜びだった。二人が元気に保育園に通ってくれたから私は仕事に行くことができた。
海、花火、そうめん、水シャワー、夜更かし、夏野菜、マクドナルド、図書館、
宿題、夕暮れ、クーラー部屋の冷たさ、緑のカーテン、
ハッシュタグをつけるなら、こんな夏だった。(あれってつけたらどうなるの??
誰か教えてください。今さら聞けない)
稲穂が垂れてきたのを朝夕みては「新米ーー」と心が躍る。
田んぼのほうから「バーン!!」という鳥よけの音が一日何度も響き渡る。それを怖れる福星に
「稲の穂がでてきたらそれを狙うものがいるでしょ。だれだと思う?」と聞くと
「福!!」と即答。「ちゃう!!でもおもろいっ」そんなやりとりを繰り返しながら
子どもはここで大きくなっている。
夏が終わる。もうちょっとだけ遊ばしてほしい。心からそう思う。
風はもうすっかり秋の風。あーなんて気持ちいい!!でもさびしいぞ。うんとさびしいぞ。
いつでも出動できるように海の用意は全部出しっぱなし。(結局盆の台風から
行けてない)玄関に足ふきタオルもスタンバイオーケー。
でもこの風で泳ぐのは厳しいなー。そんな季節にいつのまにかなっている。
いろんなことがあって、言葉にならない夏だった。
みんなそれぞれがんばった。できることを精一杯やり遂げた夏だった。
お義父さんの手術は無事に終わり、先週ようやく退院することができた。
ずっとそばでサポートしていたダンナ氏が金曜に帰宅。やっと6人がそろった。
土曜の朝は寝起きに全員でパン屋へゴー!!トレイからはみ出るほどそれぞれ
好きなパンを選んで土砂降りの雨の中を「こんなはずじゃなかったーーー!!」と
叫びながら帰宅。朝から盛大にパン祭り。近所に美味しいパン屋さんのある幸せよ。
こんな朝が子どもたちの夏の記憶に残ったら嬉しいのにな、と思いながらもぐもぐ
パンを食べる。
福と星は父の入院が長引いたため長野から自分たちで飛行機に乗って帰ってきた。
朝から全力ダッシュでバスを乗り継ぎ、ギリギリセーフで空港に到着した私は
ゲートからでてくる二人を見て感無量だった。赤ちゃんだった頃からさんざん連れまわして
飛行機に乗せる時の荷造りや、機内での遊びグッズ、もしもの時のための準備、
そんなことをいっぺんに思い出した。抱っこしておんぶして手をひいて、
なんとかかんとかやってきた空の旅だったけれど、二人がすたすた歩いて「ただいま」と
私の前に立っている。“こんなん奇跡や”って思った。
恥ずかしかったのか、どうなのか、しばらくは目も合わさず距離もなんとなく遠い二人。
引き渡すまでお世話をしてくれた地上係員の方も「??」という顔をしていたほど。
「本当にお母さんですよね??」と疑われていたのかも知れない。
「あの子たちらしいなー」と私はちっても気にしなかったけど。もうどこへでも行けるね。
行っといで。大きくなることは自由になることなんだよ。
つばさと青は毎日保育園に通った。私の手をパッと離して駆けていく二人を見るのが
朝の喜びだった。二人が元気に保育園に通ってくれたから私は仕事に行くことができた。
海、花火、そうめん、水シャワー、夜更かし、夏野菜、マクドナルド、図書館、
宿題、夕暮れ、クーラー部屋の冷たさ、緑のカーテン、
ハッシュタグをつけるなら、こんな夏だった。(あれってつけたらどうなるの??
誰か教えてください。今さら聞けない)
稲穂が垂れてきたのを朝夕みては「新米ーー」と心が躍る。
田んぼのほうから「バーン!!」という鳥よけの音が一日何度も響き渡る。それを怖れる福星に
「稲の穂がでてきたらそれを狙うものがいるでしょ。だれだと思う?」と聞くと
「福!!」と即答。「ちゃう!!でもおもろいっ」そんなやりとりを繰り返しながら
子どもはここで大きくなっている。
夏が終わる。もうちょっとだけ遊ばしてほしい。心からそう思う。