旅つづり日々つづり2

旅のような日常と、日常のような旅の記録と記憶。

自由の星

2016年10月24日 13時03分08秒 | 日々のこと
星(あかり)もうすぐ4歳。

ものすごく自由な道を歩いているような・・・
言葉のやりとりでも、描く絵をみていても、ユニークさが際立っている。

これはとうちゃんとかあちゃん。
今にもしゃべりだしそうな勢いが絵からはみ出ていて、いいなぁと思った。

ある朝トイレに行ったあとの会話はこんな感じ。

あかり→「あー、すっきりやわぁ。きもちいい朝やわぁ。」
わたし→「なんで?」
あかり→「いいうんちがでてん。すてきなうんち。」
わたし→「どんなうんちやった?」
あかり→「・・・みずいろの、うんち」

はっ?へっ?? あかりを見るとニコニコしてるし。

最近、嬉しいことがあると尻をだして喜びを表現するのだけはやめて欲しいものだが、
まあ、すくすくと大きくなっております。

アドレナリンとオキシトシン

2016年10月22日 10時07分51秒 | 日々のこと
仕事をしていてグワーっとアドレナリンがでる瞬間。
あれって仕事以外で味わうことができるのだろうか?と最近ずっと考えていた。

ないな。

育児をしていると(特に授乳中は)オキシトシンという愛情ホルモンがたくさん
分泌されて、母親は子どもをかわいいと思うよう身体にそんな仕掛けがちゃんと
組み込まれているそうだ。

なるほど。

自分はアドレナリンを欲するタイプなのか?それともオキシトシンに満足するタイプなのか?
私はどう考えてもアドレナリンを欲するタイプ。
育児をしていて「ああ、幸せだな」とか「こんな成長をみることができて嬉しいな」と
思うことはあっても、あの「よっしゃあーーー!!」という興奮を味わうことはない。
多分この先もないだろう。他の人に聞いたりもしたけれど「プールで進級した時が嬉しかった」
「字がよめるようになって嬉しかった」「おしめが外れて嬉しかった」とそれぞれ
最高の瞬間はあるものの、私はそれをどこか遠くで眺めているようなところがあるのだな。きっと。
がんばったのは子どもであって、私ではない。それを自分のことのように手放しで喜ぶことに
小さな抵抗を感じてしまう。なんだかその人の領域に無断で立ち入っているような居心地の
悪さを感じてしまうのだ。人の手柄を自分の手柄にしているような・・・(違うと思うけど)

育児と家事に全力を注いでいる毎日。なのに自分の輪郭がどんどんぼやけていくような気がして
どうしたものかと悩む。体重は戻らないし、髪の毛はバッサバッサ抜けていくし・・・
アドレナリンとオキシトシンはきっと同時には分泌されないんだろうな。
結局自分が欲張りというだけか。でもこうやって考えると、自分がどこにひっかかっているのか
ストンと答えが出たような気がする。私はふわふわした安定よりも、ザワザワ、ワクワクしている
のが好きなんだわ。忙しいのが好きなんだわ。

さて、この先10年は子育て優先の時期が続く。
どうしようか。アドレナリン問題。
負け惜しみのなんちゃってスクワットをしながら考えるが、答えは見つからない。



映画「scoop」観てきました

2016年10月20日 15時06分25秒 | 日々のこと
あまりにも家こもりな毎日。
ある晩発作が・・

ボサボサの頭をブラシでガシガシといて、
精一杯秋らしい装いの服を着て、夜の街へ。
福山雅治主演の映画「スクープ」

これぞ娯楽映画とにやけてくるようなテンポのよさ。
男前、福山。
音楽がモロ私好みで、一人で観てたら踊ってたかも。

ところが、後半のリリーフランキーの存在感のすごさに圧倒されて
半分泡吹いたような状態でエンドロールを眺めることに。

いろんな意味ですごいぞ、リリーフランキー!
あなたは一体何者?

久しぶりに映画をみたっていう満足感で、うおーと訳もなく走り回りたい
気分になった。おもしろかったなー。

福山の福山による福山のための映画やった・・・けど
実はリリーフランキーが全部もっていってたという凄み。

帰宅してすぐに布団に入ったのだけど、興奮が冷めやらずガバッと起き上がって
「映画 スクープ リリーフランキー」とか検索してしまって
気付くと3時・・・ガーン。そうこうしてたらつばさの授乳の時間が。
やっちまったぜ。でも満足。秋の夜長の正しい過ごし方でした。マル。

すっかり秋

2016年10月16日 00時00分21秒 | 日々のこと
風呂の残り湯で扇風機を洗って、トイレの便座をオンにして、
そんな生活感あふれる行為で季節の移り変わりを感じることに涙・・・
毛布をだしたら気持ちがよすぎて、いつまでも眠っていたくなる。

明日は子どもたちの運動会。

「食堂かたつむり」を読んだのだけど、何ともいえない違和感が残った。
なんか、自分大好き!でも自己肯定感の著しく低い、さして仲もよくない
女の人から自慢話を延々と聞かされたような・・・そんな感じ。
うーん。つっこみどころ満載やった。

で、その後に読んでいるのが「さらさらさん」大野更紗さんの本。
突き抜けている人が本気でぶつけてくる言葉の重みと気持ちよさにぐいぐい
惹き付けられる。

その合間に産後ダイエットの本を読んだりもして、支離滅裂なチョイス。
だから図書館っておもしろいんだよなー。本に囲まれているとちょっとだけ
どこかに連れて行ってもらえるような気がして、なでなでしたくなる。

月がきれいな夜。

秋深まる

2016年10月14日 00時25分04秒 | 日々のこと
ただいま。
長野はストーブをたくほど寒かったけれど、神戸も寒い。

今日は粕汁を鍋いっぱい作ってちびたちと食べた。
途中でふくが「暑くなってきたから、扇風機つけていい?」と
ものすごく台無しな発言をしていた。

20時にはみんな眠ってしまったので、そこから腕まくりをして
さつまいもプリンと、いもごはんと、りんごジャムと人参のラぺをつくる。
誰かのために料理をつくる幸せを感じながら。

ものすごーく、バカらしい絵葉書を発見。それを見た瞬間
「あっ、あの人にこの絵葉書を送ろう」とニヤニヤ笑いがとまらなくなった。
届けたい人がいる幸せと、喜びと。

秋の夜長にこうやって、ちょっとだけでいいから、自分のしたいことをする。
それが明日をゴキゲンに過ごす秘訣。

明日は乳がん検診。授乳中なのでマンモはできないけれど、超音波と触診は
できるそう。今は何があっても病気になるわけにはいかない。

おやすみなさい。