貴女への手紙

2019-04-04 | 日記
今年も桜の季節

貴女を想う季節がやってきました

もう何年になるんでしょう・・・

流れる年月を数えてみても私はあの頃と何も変われて無いような気がして

ふがいない思い・キュンと切なくなってしまうんです

貴女の息子さん達はどんな風に大人なったんでしょうね

逢うことも無い人ですが思いをはせてしまいます

私は何も残せない

産まれて生きて死んで逝くだけで

最後の時間も私はたった独りなのかな・・・なんて想ってます

貴女を想うように私を想ってくれる人を見つける事できるでしょうか

貴女よりも沢山生きてるのに全くふがいないままで

桜を見るたんびに貴女を少し羨んでしまいます

あの病室の窓から見えてた桜並木

点滴を外してって腕を伸ばした先に見えてた桜

貴女が初めて私にねだった事なのに叶えて上げれなった

あのか細い腕が忘れられません

この季節になるととても貴女が恋しくなります

貴女に会いたくなります

あの頃思ってた私にはなれてません

これから先 どう歩いて行けるのかも全く分かりません

ただ・前に向かって歩いて行きます

もう・振り返ったりする余裕も勇気もありません

立ち止まらないように

   転ばないように

曲がったり迷ったりしないように歩けるように踏ん張ります

西岡さん

時々で良いから 時々で良いから
 
私の心に触れてください

貴女を想うと 少し 踏ん張らないとって想えるから

桜の花に想う貴女が居る事が私の宝物です

今年もあの桜を電車の窓から見ています

何時か 何時か あの桜の下を歩ける日が来ると良いなって思います

今は まだ 歩く気持ちを持てません

何時か貴女を感じながらあの道を歩ける日が来ますように・・・