吐く

2019-01-13 | 日記
人は必ず死ぬ

解ってる事だけど

   それは何時も突然でいきなりで戸惑うし慣れれない

以前の職場の同僚だった人

DV施設からの斡旋で来た人でその身の上は壮絶だった

人の顔色を窺うのが上手くて自分を繕うのが上手な人だった

本音を一切見せない怖いくらいに頑なで強情な気質が視線に時折見えてた

彼女が時折見せる冷たい寄せ付けない姿がなんだか切なかった

何も出来ないし・何も受け付けないって知ってたけど・・・

何かしたい・なんでも良いから近づきたいって・・・

わての悪い癖

    たんなるお節介でしかない

小さな誤解から話す事も無くなって職場も変わり噂しか聞かなくなった

そんなこんなの日々

電話で聞かされた

亡くなった・・・って。

職場で倒れてそのまま逝ってしまったそうで・・・

一人暮らし

家で亡くなるよりも職場で良かったって想う

見つかるのが遅れると何かと大変・そう話す同僚

確かにそうだけど・・・・

同じ境遇の彼女の死が他人様の事と想えない

わても・・・同じ道を辿る

独り身が死ぬって事は世間様に何かとご迷惑お掛けする

そんなに遠く無い先に見えてる現実

わても・・・

そんな事を想うだけで消えてしまいたくなる

彼女の事

想えばきりがなくて後悔してしまう

亡くなった人を想えばあぁすれば良かった・こないしたら良かったかも・・

そんな気持ちが溢れて毀れて窒息しそうになる

吐き出せるかな

また此処に吐きに来よう

心の中で収まれない

吐くにも吐けない詰まったもん

出さないと息が詰まって窒息しそうだ