母の命日

2002-05-30 | 日記
母はたったひとり・・・北海道に行きました

お腹には私が居ました

尋ねて行った男の家には彼の姿は無く母親がひとり居たそうです

大きなお腹。やっと20になったばかりの幼い母を見て母親はどう思ったんでしょう

男はすでに行方知らず

日々大きくなるお腹を抱えてどれほど心細い想いだったか・・・

母は私を産んでくれました

小さな町・・・息苦しく感じて当たり前

母はたったの20歳やねんもん

5歳・・・秋祭りには迎えに来るからねって母はそれっきり居なくなってしまった

それからたったの5年あまりで母は亡くなってしまった

勿体無い。これからなんぼでもエエ事出来たし幸せ。山盛り味わえたのに...

色んな想い・・・あり過ぎて困るほどやけど。

産んでくれてありがとう

アホな女やね。可愛くてたまらんわ

私は母よりも年上になったけどジタバタしながら生きる事投げて無いつもり

せっかく産まれて着たんやし面白くて楽しい方がエエなって思う

男も山盛り味わって女冥利に尽きる事もっと沢山味わってお腹一杯なりたい

お母さんの代わりに私が生きてるんやね

今度は絶対にちゃんと生きような

又お母さんの子供で産んで頂戴や

淋しいよ...ホンマに淋しい

来世で会えるね。絶対に捜し出して見せるからね