海外展開

ようやく子供達の長い夏休みが終わりました。

この夏はコロナウィルスの影響でお里にも帰れず、仕事をしながらも子供達に付きっきりでしたが、これほど子供と毎日多くの過ごし時間はなかったので貴重な時間になったと思います。


昨年のイギリス Craft Buddy社に続き、オーストラリアのHinkler社からクリスタルアートキッドの発売が決まり、11月からオーストラリア、ニュージーランド全土で発売されることになりました。

また、ジグソーパズルも各国で発売されています。



アメリカ Ceaco社


イタリア Clementoni社


ドイツ Schmidt社、Ravensburger社


韓国 Toy & Puzzle社

ジャパンアートエキスポ出品作品２

ジャパンアートエキスポに出品するもう２つの作品「一筋の光」「頂を飛ぶ」です。

１羽のフクロウが飛ぶ姿を、黒と白の対照的な背景に描いたシリーズです。


「一筋の光」は、漆黒の背景に一筋の光が降り注ぐ中を静かに飛ぶ１羽のフクロウを描いています。

黒っぽい樹皮の木の名前が未だに分からず、名称不明と記載しております。

入手した材木屋さんに聞いても分からず珍しい木ですが、年月を経た木の色が漆黒のシンプルな構図の中の一筋の光を引き立てています。




「一筋の光」 （フクロウ、原画）
アクリル、キャンバス、木（不明）、額装サイズ : 740×300mm




もう一つの作品「頂を飛ぶ」は、雪山を背景に飛ぶ１羽のフクロウを、淡い白の色合いで描いています。

雄大な自然の中を飛ぶ静けさを表現してます。

額には櫨（ハゼ）の木を使い、クリーム色の木肌が雪をまとった高山の凜とした空気を包み込んでくれます。




「頂を飛ぶ」 （フクロウ、原画）
アクリル、キャンバス、ハゼの木、額装サイズ :740×300mm








樹皮の形を生かし、慎重にバランスよく四つに組んでいます。

ジャパンアートエキスポ出品作品１

9月4日から開催予定のジャパンアートエキスポに出品する作品をご紹介します。


この作品「繊月の詩」は、神秘の銘木とも言われる貴重な黒柿の木の中心を丸くくり抜き、その中にオオカミを描いた作品です。

100年以上経った古木でしか現れない黒い模様は、過酷な環境の中で老木となった自分の身を守るために自らが出したタンニンという物質によって現れるそうです。

この作品は、同じように厳しい環境の中で生き抜くオオカミを見守ってきた木の記憶を表現しています。


題名にもある繊月は二日月ともいい、月の光りが満ち始めた繊維のように細い月から言われています。

満月の力強さとは対照的に細く繊細な光は、静けさの中にも光り輝くオオカミの白い吐息を強調してくれています。

これから光り輝いていく月の光が、厳しい環境をじっと耐え抜いてきた希望の光のようにも感じられるように制作しました。




「繊月の詩」 （オオカミ、原画）
アクリル、キャンバス、黒柿の木、額装サイズ : 520×450mm

JAE出品作品完成！

９月４日から東京と大阪で開催予定のジャパンアートエキスポ出品３作品が仕上がりました。

神秘の銘木といわれる黒柿の木を使ったオオカミの作品「繊月の詩」や、白と黒を基調にした１羽のフクロウが飛ぶ姿を描いた縦長の２作品です。

また順次、出品作品についてご紹介していきます。




「繊月の詩」 （オオカミ、原画）
アクリル、キャンバス、黒柿の木、額装サイズ : 520×450mm
980,000円（税込）




「一筋の光」 （フクロウ、原画）
アクリル、キャンバス、木（不明）、額装サイズ : 740×300mm
700,000円（税込）




「頂を飛ぶ」 （フクロウ、原画）
アクリル、キャンバス、ハゼの木、額装サイズ :740×300mm
700,000円（税込）

ホワイトタイガー親子の作品

暑い夏の日が続いていますが、今年のお盆休みは妻の実家の東京へ帰省もできず、極力人との密接を防ぎながら子供たちは毎日気持ちよさそうに庭でプールに入っています。

夏休みで子供の宿題も見たり何かと慌しい日々ですが、そんな中でも数作品の制作を同時並行で進めています。


この作品は2014年に制作したホワイトタイガー親子の作品「家族の時間」です。

下書きの段階から色を決めるラフ画まで、綿密に計画を立てながら制作を進めるところを撮影しています。

海外でもパズルとして発売されている代表作です。