Kentaro Nishino's Official Blog

画家 西野健太郎のアトリエ日記

子供とジグソーパズル

2020年04月25日 | アトリエから
日々状況が変化する中で落ち着かない日が続きます。

家にいる子供たちを飽きさせないように毎日考えを巡らせていますが、家にパズルがたくさんあるので簡単な100ピースのをやらせてみたら夢中でやっています。

6歳にはまだ早いかなと思っていたら、やっぱり子供は飲み込みが早いです。

これはアメリカで3作品が発売されているFURRY FRIENDSという子供向けの大きいピースサイズで、数年前から発売が続いている人気シリーズです。

アメリカのパズルはピースの形が一つ一つ違うのが特徴です。

日本では販売されていませんが、近々輸入して販売できればと思っています。

もうすでに100ピースは簡単だと言っているので、日本の1000ピースもやらせてみようと思います。



新作に向けて

2020年04月23日 | アトリエから
6月のジャパンアートエキスポも今のところ開催予定とのことで、出品に向けて制作を進めています。

一枚板のテーブルなどを制作されている木工所ひびきさんから、たくさんの木材を仕入れてきました。

木を見ると作品のイメージが湧いてきます。



出品に向けて小さめのハンの木とセンの木の加工を始めています。




以前描いたホワイトタイガーの作品「子守りうた」の作品です。

パズルとしても商品化されました。




オオカミ新作2

2020年04月18日 | 新作、制作過程
新作で描いているオオカミの作品です。

丸い形のキャンバスを生かして、三日月を背景にオオカミの白い吐息を囲むような構図で描いています。

額には神秘の名木とも言われる黒柿を使っています。

100年以上経った古木でしか現れない黒い紋様が特徴です。

黒い模様は過酷な環境の中で自分の身を守るため、老木となった自分の身を守るために出した物質によって現れるそうです。

厳しい環境の中で生き抜く1匹のオオカミを見守ってきた木の記憶として、この作品のためにとっておいた木です。






新型コロナウィルスの感染拡大が続く中、最前線で努力されている医療従事者の方々には頭が下がります。

オオカミ新作

2020年04月11日 | 新作、制作過程
新作で描いてる白いオオカミの作品です。

これから毛並をさらに描きこみ、オオカミの白い吐息をエアーブラシで吹き付けていく段階です。

額には櫨(ハゼ)の木という木材を使い、表面はクリーム色をして芯が鮮やかな黄色をしています。

天に向かって伸びるような形の優しい白肌の木をが、オオカミの白い吐息を上へ導くような作品として表現しています。




この写真は以前描いた「ぎゅっ」リス親子の作品を、イチョウの落ち葉の上で撮影したものでです。

日々大変な状況が続いていますが、一日でも早い事態の収束を願うばかりです。