ジャパンアートエキスポ出品作品2

２作品目にご紹介する作品「一筋の光」は、１.７メートルの針槐(ハリエンジュ)の木の中に、まっすぐ伸びる光に照らされたオオカミの白い吐息を描いた作品です。

裾が広がった珍しい形をした針槐の木は、重さもあり堂々とした風格があります。

黒い樹皮と美しい木目をした木肌のコントラストが、オオカミを照らす一筋の輝く光を強調しています。

「一筋の光」シリーズはオオカミ作品の中でも最も人気があり、これまでも２作品発表していますが、この作品はこれまでで一番大きな作品です。

シンプルな構図ながらも、力強く生き抜くオオカミの希望の光を、上に向かってまつすぐ伸びる針槐の木が導くような作品に仕上がりました。

お部屋に飾ると存在感があり、生きる力をもらえるような作品になれればと思い、思いを込めて制作しました。



「一筋の光３」 （オオカミ、原画）
アクリル、キャンバス、針槐の木、額装サイズ : 1710×510mm

ジャパンアートエキスポ出品作品１

来月から開催されるジャパンアートエキスポに出品する作品を順番にご紹介します。

今回ご紹介する作品「命のつどい」は、水辺にたたづむマザーツリーのもとに、動物たちが集う様子を縦長の木の形に描いた作品です。

構想を練り始めたねは昨年からで、制作には半年近くかかりました。

シジュウカラ、アカゲラなど里山に暮らす野鳥たちや、木に巣を作るシマリスやモモンガなど、縦長の構図をいかして、それぞれの動物たちが住む世界が一つの木でつながるように描いています。

額に使っている杉は優しい木目で、動物たちを優しく包み込んでいます。

杉は比較的軽く、大きさの割に飾りやすく、動物を見つけたり見ていて楽しい雰囲気になるかと思います。

細かいところも描き込んでいますので、ぜひ近くでご覧ください。



「命のつどい」 （フクロウ、シジュウカラ、オオルリ、アカゲラ、モモンガ、リス、キツネ、オコジョ、ウサギ、カルガモ、原画）
アクリル、キャンバス、杉の木、額装サイズ : 1830×420mm

ジャパンアートエキスポ出品作品完成！

１２月６日から東京と愛知で開催予定のジャパンアートエキスポ出品４作品が仕上がりました。

半年がかりで仕上がった動物集合の縦長の作品や、地中に数百年眠っていた奇跡の神代楡を使った白いオオカミの作品など、本来は手放したくない原画作品を揃えました。

また順次、新作紹介にて出品作品について詳しくご紹介していきます。




「命のつどい」 （フクロウ、シジュウカラ、オオルリ、アカゲラ、モモンガ、リス、キツネ、オコジョ、ウサギ、カルガモ、原画）
アクリル、キャンバス、杉の木、額装サイズ : 1830×420mm
1,200,000円（税込）




「一筋の光３」 （オオカミ、原画）
アクリル、キャンバス、針槐の木、額装サイズ : 1710×510mm
1,000,000円（税込）




「白息の祈り１」 （オオカミ、原画）
アクリル、キャンバス、神代楡の木、額装サイズ : 1000×370mm
880,000円（税込）




「白息の祈り2」 （オオカミ、原画）
アクリル、キャンバス、神代楡の木、額装サイズ : 900×260mm
750,000円（税込）

作品の額装

先週末に子供達の七五三参りで近所の神社に行った後、兼六園で写真を撮ってきました。

あいにくの雨でしたが、撮影の時に晴れて虹も出て、とてもいいタイミングでした。

兼六園は久しぶりでしたが、ちょうど名物の雪吊りもされていて、雨の兼六園も風情があります。



次回JAE出品作品が出来上がり、額装を行なっています。

作品の表面を保護するアクリルカバーも額の形にカットして、ホコリが入らないように慎重に作品を収めていきます。

木の皮もそのまま残すため、ニスで固めていきます。

特に、白いオオカミの額に使った神代楡（ジンダイニレ）は、数百年の間火山灰の中に埋まって変色した貴重な木なのでもろくなっていた部分も多く、なるべく自然の形を生かすために慎重に処理しました。

撮影が終わりましたら、また詳しく作品についてご紹介します。

一筋の光、新作

オオカミの新作で、裾が広がった珍しい形の針槐（ハリエンジュ）の木を生かした作品「一筋の光」の制作です。

以前も制作したことのあるこのシリーズの中でも最長の１.７メートルの縦長の作品で、裾が広がったどっしりとした形を生かして、まっすぐ伸びる光に照らされたオオカミの白い吐息を表現しています。