ぎゅっ

「ぎゅっ」27.3×22.0cm、アクリル、キャンバス、2011年作

新作が完成しました。
シロクマの親子を題材に、子供をぎゅっと抱きしめる姿を表現しました。

震災で被災した方々の中には、家族をなくされた方が多くいらっしゃると思います。
今でも連絡が取れずに、心配で夜も眠れない方々もいらっしゃると思います。

支援されている皆様には、自分の家族だったらという思いで、自分ことのように被災者を思い、活動されている方々もいらっしゃると思います。
自分もその一人として、画家として出来ることは何かと思い、この作品をブログを通して発信したいと思います。
自分の家族と一緒に暮らせる幸せに感謝して暮らしていきたいと思います。

被災者の方々の安全と、少しでも早い復興をお祈りします。

支援の輪

知り合いのご家族が仙台市内にて被災されたそうです。

僕も郵便局で募金をしてきました。
自分にできる事はこれぐらいしかありませんが、自分の家族だったらと思うと本当に心が痛みます。
日本だけではなく、海外からも支援の輪がどんどんひろがっているようで、皆さんも自分のことのように、家族や友人のことを思い浮かべながら行動されていると思います。

被災地などでの混乱を避けるため、募金のほとんどは赤十字が行い、多くの企業などが開始している募金もほとんどが赤十字に送られるようです。
ネットでも募金できるようですが、募金と称した詐欺などもあるようですので気をつけて行って下さい。
下記で募金についての詳しい情報が載っています。
http://sites.google.com/site/quake20110311jp/bokin

謹んでお見舞い申し上げます。

東北地方太平洋沖地震により被災されました皆様に心よりお見舞い申し上げます。
お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。

多くの方々が不安な日々の中、助け合って頑張ってらっしゃる姿をニュースなどで目にし、微力ながら自分にも出来る事をしなければという気持ちです。

被災地の皆様の安全と一日も早い復興を心より祈念致します。

作品をお待ち頂いている皆様へ

いつも作家活動を応援頂いている皆様、支えて頂き本当にありがとうございます。

作品をご注文頂いている皆様には、長い時間お待ち頂いてご迷惑をおかけしております。
とても時間のかかる作品ですので、新作や海外からの依頼などをこなしながらの制作になります。
中には１年近くお待ち頂く方もいらっしゃいますが、１点１点大切に描いておりますので、気長にお待ち頂ければ幸いです。

またご感想などお気軽にお寄せいただければうれしいです。


©Kentaro Nishino

教材

今日は久々に母校の中学校に行ってきました。
学校の中に入るのは卒業以来、、１５年ぶりぐらい？
僕が在籍していた頃は全校生徒１２００人ほどいるマンモス校でしたが、今は別の地区に新しい学校が出来たり子供の数が少なくなったり、生徒の数が少なくなった感じがちょっと寂しさを感じましたが、さほど変わらない校舎を見て中学時代がいろいろ思い出されました。

ところで、なぜ中学校に来たかいいますと、こちらの学校で軽度発達障害の子供たちの教室をされている先生からのご依頼で、僕の作品のパズルを教材に使用したいとの申し出を頂いたからです。
家族をテーマに描くようになってから、作品を通して子供たちのために何か出来ないかと考えていましたので、とても素晴らしいお申し出を頂いたと思っています。
市販されている僕の作品のパズルだとちょっと難しいので、特注で２０ピースほどの比較的簡単なものを作ってお持ちしましたところ、とても喜んで頂けました。

作品がこんな風に役立てて頂けるのは思っても見なかった事でしたので、もっといろいろ広がっていければいいなと思っています。

教室にお伺いしたときに、僕の事を待ってくれていたという生徒さんがいて、カレンダーの絵を見て作品を気に入って頂いていたみたいで、しかも高校の美術科を受験されるとのことでした。
僕は美術の予備校には行ってましたが、実際に受験はした事がないので試験に関してはあまりアドバイスできませんでしたが、実際に絵の仕事をしている経験を少し話させてもらいました。
ぜひ合格される事を願っています！