新作の額制作

６月開催の次回ジャパンアートエキスポに向けて、新作のオオカミとフクロウ作品の額作りに取り掛かっています。

オオカミの作品には濃い落ち着いた色のカツラの木１本から２つの対になる作品を、フクロウの作品には前回も使ったシナの木の輪切を使い２つの小作品を制作予定です。

木に合わせて作品を制作しますので、先に額となる木の加工から始めています。

オオカミのオーダー作品

オーダーで描いているオオカミ親子の作品です。

このオーダーをいただいた方は、すでにオオカミの作品を何作品もご依頼いただいていて、今回もその連作として初めて親子というテーマで描いております。

朝日が昇る雪山を背景に、月に向かって共に吠えるオオカミ親子の姿を表現しています。

動物園での個展

今年も５月２２日（水）～ ６月２４日（月）まで、石川県能美市のいしかわ動物園で個展を開催することになりました。

今回で４回目となる同動物園での個展は、新作原画を中心に展示予定です（作品の販売はありません）。

また同動物園が開園２０周年ということで、６月９日（日）１３時～１５時（予定）まで「エアーブラシでどうぶつをかいてみよう！」と題して、２０周年にちなんだ動物の作品をエアーブラシで制作するワークショップも行います。

入り口横のズーショップでは動物園限定のグッズなども販売しております。

ぜひご家族でお越し下さい。


西野健太郎 アニマルファミリー原画展

【場所】いしかわ動物園 動物学習センター
石川県能美市徳山町600番地

【日程】2019年5月22日（水）～6月24日（月）
9:00～17:00

【主催】いしかわ動物園

※入場無料（動物園入園料が別途かかります）




エアーブラシ体験の様子

スズメのオーダー作品

オーダーで描いているスズメの作品です。

初めてのモチーフですが、以前から描いてみたいと思っていた題材です。

雨上がりの青麦にとまる２羽を描いています。

自宅隣りの屋根にスズメの巣があり、毎朝鳴き声が聞こえます。

ヒナが巣立つ様子も毎年見ています。

いつも見ているのですが描くためによく観察してみると、結構細かい模様の綺麗な羽に気づかされました。

頬の黒い模様が可愛らしいです。

最近は巣ができるような家が減ってきましたが、ちょっとした隙間を探して巣を作り、たくましく生きています。

ギフチョウ

子供の寝かしつけに毎晩絵本を読み聞かせているのですが、最近図書館で借りてきた「ぎふちょう」という絵本があります。

舘野鴻さんという方が描いた絵は、小さな命の世界を繊細なタッチで描かれていて、子供達も好んで読んでいます。

地元の昆虫館で本物のギフチョウが孵化したとのことで、見に行ってきました。

”春の女神”と言われるように、おしりの方にある赤の模様がとても鮮やかです。





今はチョウの孵化の季節で、温室のオオゴマダラもたくさん飛んでいました。

作品に登場するチョウはよくここでスケッチしています。



近くにある公園に行くと、先月はまだ雪が積もっていましたが、少しづつ花も咲いてきて春の訪れを感じさせます。

早春に咲くヒメオドリコソウも、紫色の花や葉が鮮やかです。

子供達は枝拾いに夢中です。