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画家 西野健太郎のアトリエ日記

間伐材

2010年01月22日 | アトリエから


先日、新しい作品のために地元で手に入れた間伐材です。

間伐とは、混み合った森林から曲がったり弱ったりしている木を切る作業で、森林の中を明るくし、木々や足下に生えている草花を元気にさせることで、そこに住む動物たちも元気にさせることができます。
また、木々が元気になってしっかりと根をはることができ、土砂災害の防止になったりもします。
今、世界的に注目されている生物多様性の中でも、森林の役割はとても重要なものです。
日本には豊かな里山がたくさんありますが、その多くは手入れが行き届かなく、混み合った森林から様々な問題が出てきています。
最近は間伐材を様々な目的に利用しようという動きがあります。
今後、この材料を使って作品を描きたいと思っています。



新年のご挨拶

2010年01月02日 | アトリエから
明けましておめでとうございます。
昨年もたくさんの応援、本当にありがとうございました。

昨年は家族、特に親子をテーマに作品を描いてきました。
動物の親子にも、人間と同じような深い愛情を感じることがあります。
食うか食われるかの厳しい世界、そして限られた命の中で、親は子に生きる術を身に付けさせ、時には叱り、時には優しく顔を寄せて優しくなめてあげたりする姿を見ていると、思わず微笑んでしまいます。

私たちが自然の姿に惹かれるのは、美しさや壮大さだけではなく、そんな動物の姿を通して、私たち親子のあり方や子供への愛情を照らし合わせて見ているからではないでしょうか。
僕は作品を通してそんな優しい気持ちを思い出して頂ければとてもうれしく思います。

今年も家族をテーマにした作品を多く描いていきたいと思います。
2010年も皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。

西野健太郎


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