Kentaro Nishino's Official Blog

画家 西野健太郎のアトリエ日記

絵の具

2009年01月31日 | アトリエから

(C)Kentaro Nishino

ただいま締め切りの制作に追われております、、、
ちょっと息抜きをして、今かなり散らかっている絵具台の上を撮影してみました。

使いかけの絵具の保管には、使い捨てのビンとかフイルムケースなどを使っています(資源は大切にしてます)。
特にフイルムケースはサイズもちょうど良くて防水加工にもなっていますし、密封性が高いので重宝してます。
今はほとんどデジカメで撮影ですので、今となってはフイルムケースは貴重なものですね。



大学でのデッサン

2009年01月08日 | アトリエから
先日、お正月休みを利用してアメリカから帰国している友人たちと卒業以来に会う機会がありました。
アメリカ留学から帰国して4年以上経ちましたが、みんな卒業してアメリカや日本で仕事をしていて、それぞれ目標に向って頑張っている話しを聞いていると、異国の大学でみんな必死で頑張っていた頃のことを思い出しました。

僕が在籍していたサンフランシスコのアカデミーオブアートユニバーシティーは主に美術系専門の総合大学で、キャンバスというものはなく、サンフランシスコのダウンタウンに校舎が点在している珍しい大学で、映画やファッションやグラフィックなどいろんな学部があります。

僕の専攻はイラストレーションでしたが、ファインアートやグラフィックなどいろいろかじっていました(学部変更は比較的容易でしたので、、)

授業は主にデッサンなどを取っていましたが、向こうの授業はディスカッションが多いので、いくら絵がうまくてもプレゼンテーションも上手くないと単位が取れません(もちろん英語で)
でも、自分や他人の作品に対して客観的に見る力がついて、とてもいい授業ばかりでした。

出席にも厳しくて、この大学では20分遅刻で欠席扱いとなり、それを1学期の間に3回すると単位を落とすという恐ろしい大学でした。
課題も凄まじく出させれたので、大学在学中は常に寝不足でした。

その頃に授業で描いていたデッサンや授業風景(手前で描いているのは自分です)の写真を載せました。
デッサンの授業は大体6時間で、まずはウォーミングアップに10秒デッサンからはじまって、1分、3分、5分、10分、20分という制限時間の中でモデルを描くという訓練をしていました。
1授業に何十枚と描くので、モデルさんも大変ですが1授業が終わるとへとへとになっていました。
制限時間の中で描くと、短時間でものの形をとらえる力が身に付いたと思います。

他のデッサンもPCサイトの方に載せてます。



(C)Kentaro Nishino

(C)Kentaro Nishino

(C)Kentaro Nishino


新年のご挨拶

2009年01月01日 | アトリエから
明けましておめでとうございます。
昨年もたくさんの応援、本当にありがとうございました。

画像は現在制作しているウサギの作品です。
昨年制作した "Snow White" のシリーズで、春の季節をテーマに制作しています。
年末は制作に追われ、ほとんどアトリエにこもっておりました。
作品には制作者の思いが出るものですが、金沢の寒い冬の中で制作しているとどうしても暖かい雰囲気の絵を描きたくなるのかもしれません。
完成次第ホームページに載せたいと思いますのでご期待下さい。

今年も家族をテーマにした作品を多く描いていきたいと思います。
今年も応援よろしくお願い致します。
2009年も皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。

西野健太郎