Kentaro Nishino's Official Blog

画家 西野健太郎のアトリエ日記

スケッチ「月の詩」

2012年02月23日 | 新作、制作過程
連作「月の詩」の制作に向けて描いているスケッチです。

大作を描くときや、あまり描かない動物を描くときには、イメージを膨らませたり、その動物について勉強するために、簡単なラフ画を鉛筆を使ってスケッチブックなどに描きます。

「月の詩」のメインとなるシロクマや、今回はペンギンが多いので、ペンギンの色々な動きを勉強するために描いたうちの一部です。

イメージを忘れないために、コメントなども書き添えたりします。







制作過程「太陽の詩」途中完成

2012年02月17日 | 新作、制作過程
先月から制作を続けていた連作のうちの太陽をテーマにした作品「太陽の詩」が途中完成しました。

これから月をテーマにした作品「月の詩」を描いてから、バランスを見ながら少し描き加えて2つで1つの作品として完成させたいと思っていますので、全体像はまだお見せ出来ませんが、もうしばらくお待ち下さい。

これからさっそくもう一つの制作に入ります。

来月中には完成させるつもりです。

気長に見守って下されば幸いです





制作過程7「太陽の詩」

2012年02月15日 | 新作、制作過程
動物の毛並みもある程度仕上がり、水面の模様など細かいところの仕上げに入りました。

作品の中で一番大事な動物の目も最後に残っています。

この4~5日はなかなか仕上がりがイメージできなくて大変でした。

動物がたくさんいるので、1つの作品としてまとめるのが難しい作品でしたが、何とかゴールが見えてきました。





制作過程6「太陽の詩」

2012年02月11日 | 新作、制作過程
キリン、ライオンの毛並みを描いています。

薄く水で溶かした絵の具を何度も重ねていきます。

ライオンは今回の連作の中でポイントとなる動物なので、力が入ります。

動物それぞれの毛の質感を考えながら慎重に色を載せます。

使う筆はこの種類一本です。

ただ毛先が少しでも曲がると描きにくくなるので、すぐに新しいものに変えますので、この作品ではすでに2本目です。

使い古した筆は、また他の用途に再利用します。

この筆で細いところも平たいところも表現します。



制作過程5「太陽の詩」

2012年02月09日 | 新作、制作過程
サイを描いています。

サイの皮膚は、ゾウとはまた違ってごつごつした、鎧のような感じです。

重量感が出るように、慎重に色を重ねていきます。

サイの角は骨ではなくて、毛や皮膚が変化したものだそうです。

最近はサイの角を漢方薬などにするために密猟が増えているようで、絶滅危機の動物です。