一人想うこと :  想うままに… 気ままに… 日々徒然に…

『もう一人の自分』という小説を“けん あうる”のペンネームで出版しました。ぜひ読んでみてください。

大腸内視鏡検査

2013-01-12 19:23:49 | 日記・エッセイ・コラム
 昨年末に会社のトイレでいきなり下血してしまった。
なんか変だな? と思ってトイレに行くと、自分の意志とはほとんど関係なくポタポタと滴り落ちてくる。
しかも真っ赤な鮮血ではなく、若干濁っていた。
 正直焦ったね。こんなのは初めての経験。
一瞬、頭の中で、『大腸癌?』という文字が浮かび上がった。
 次の休みの日に早速いつもお尻のことでお世話になっている石山クリニックに行ってきた。
カメラを挿入すると、奥の方に薄く色の変わっている部位がある。
これは痔核で、出血はここからのようだった。
だが、医師からは念のため必ず大腸内視鏡検査は受けるようにと言われていた。
年末はさすがにそんな時間はないため、年明けの今日に胃の内視鏡検査と一緒に予約を入れておいた。
 検査二日前から食事制限が始まる。
早い話、大腸内にまとわりつく食物繊維や、バター、牛乳などの乳製品は一切食べられない。
乳製品はまだしも、野菜や根物や豆類。そして海草類までが食べられないのは本当にまいったね。
肉や魚ばかりじゃくどくてとてもじゃないが食が進まない。
唯一の救いは梅干しがOKなこと。
なんとかそれで二日間をしのいだ。
 検査当日の今日。
朝5時に起きて直ぐに前日に作っておいた1.8リットルの水溶性の下剤を飲み始める。
飲み終わるのに1時間半ほどかかる。
その間、トイレには10分から15分おきに行く。
最後には綺麗な水しか出てこなくなった。
 朝一番に病院に行くと、まずは胃の内視鏡検査。
自分もモニターで見ていると、数年前にあった潰瘍のようなものは綺麗になくなっていた。
まったく問題はない。
 引き続き、体位を入れ替えて大腸検査。
奥の方にあった痔核も素人目には分からないくらいに治っている。
大腸の最深部までカメラは入ったが、これもまったく問題はなかった。
 やれやれと思ったね。
これでやっと普通の食事ができる。
たった二日間だったのに、これほど野菜が恋しいと思ったことはなかった。
夕飯に食べた白菜のお浸しが美味しかったこと・・・!


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 二代目寿司〇田屋開店2013 | トップ | 哀しみの恋人たち »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
無事で良かったですね。 (十五島)
2013-01-13 19:59:33
無事で良かったですね。

私は、胃カメラと大腸カメラは別々の日にしています。というか、病院の方式に従っています。

1.8リットルのムーベンの袋は、簡易水筒に使えないかと思っています。
返信する
本当に病院によっていろいろのようですね。 (Ken Owl)
2013-01-14 22:13:58
本当に病院によっていろいろのようですね。
ここまで食事制限が厳しいのは聞いたことがないと友人知人に言われました。
 あの袋はムーベンと言うのですか?
私も目盛が付いているので何かに使えるかな?と思っていたのですが、気が付くとカミさんに簡単に捨てられてしまいました。
返信する

コメントを投稿

日記・エッセイ・コラム」カテゴリの最新記事