一人想うこと :  想うままに… 気ままに… 日々徒然に…

『もう一人の自分』という小説を“けん あうる”のペンネームで出版しました。ぜひ読んでみてください。

ハシボソガラス 其のⅠ

2007-11-11 21:32:06 | 日記・エッセイ・コラム
 夏の頃からだろうか。
家の裏にある、児童会館の屋根に二羽のカラスがたたずむようになった。
良く見ると、クチバシが細いハシボソガラスだ。
この二羽は本当に仲が良い。
まるで恋人同士のように、いつも一緒だ。
Hashiboso
ただ、二羽ともかなりやせ細っている。
うまく餌を取れないのだろうか・・・
可愛そうに思ったカミさんが二階のベランダから裏庭に餌を投げてみた。
すると、餌を取りに行きたいようなのだが、上手く飛べないようだ。
児童会館の二階の屋根から一階の屋根へ。
そしてサクランボの枝にとまり、ヨチヨチと枝を伝ってやっと裏庭に降りてきた。
餌を取って戻る時も、サクランボの枝、一階の屋根、そしてやっと児童会館の二階の屋根へと戻っていく。
良く見ると、羽がボロボロになっている。
二羽ともそうだ。
一回り大きいハシブトガラスにやられているのだろうか・・・
でも、この二羽のカラス。餌を取ってくると、必ず二羽で分け合って食べている。
本当に仲が良い。
とうとう、うちのカミさんはこのカラスにも餌をやりだした。


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