一人想うこと :  想うままに… 気ままに… 日々徒然に…

『もう一人の自分』という小説を“けん あうる”のペンネームで出版しました。ぜひ読んでみてください。

キツネの毛?

2012-04-27 23:18:14 | 日記・エッセイ・コラム
 先週、庭の掃除をしていた時のことだった。
カミさんが、
「なにこれ~ 気持ち悪い・・・」
と言うので、庭の片隅に行ってみると、なんだか得体の知れないものが散らばっている。
良く見ると動物の毛のようだ。
色は黄褐色とでもいうのだろうか、根元の方は白い。
それがあちこちに塊となってへばりつくように散らばっている。
「こりゃあ動物の死骸をカラスが食べ散らかしたんじゃないのか?」
そうカミさんに言うと、増々気味悪がっている。
だが、動物の死骸なら骨も当然残って良そうものなのだが、骨らしいものはどこにもない。
さて、これはいったい何なのか・・・?
 三日後に玄関横の楓の枝切りをしようと、脚立を取り出した時のことだった。
なんとその脚立の足元にも例の黄褐色の毛がへばりついている。
それもこすり付けて毛を剥がしたような感じなのだ。
これを見た時、なんとなくピンときたね。
この毛はキタキツネが冬毛を脱ぎ捨てて行ったあとではないかと。
でもどうしてうちの裏庭で?
わざわざ山から下りてこなくても、山の中で樹の幹に身体を擦り付ければ簡単に冬毛を脱ぐことができると思うのだが・・・?
そんな疑問符が浮かんだが、やはりあれはキツネの毛だ。そう思うことにした。
でないと気持ち悪いままでいてしまう。
あの毛は絶対にキタキツネの冬毛だ。
そうに違いない・・・!?


コメント
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