一人想うこと :  想うままに… 気ままに… 日々徒然に…

『もう一人の自分』という小説を“けん あうる”のペンネームで出版しました。ぜひ読んでみてください。

童話『月の丘』

2010-01-30 00:00:10 | 日記・エッセイ・コラム
 先日、goodbook に注文していた
『月の丘』 作・絵 伊藤晴美
が届いた。
これは前々から読んでみたいと思っていたものです。


Tukinooka


 この童話、『月の丘』は、絵も含め、ぴのこさんこと伊藤晴美さんの作品です。
内容を少しだけ紹介させて頂きます。

 幼馴染のステラとハナ。
ステラの夢はパイロット。そしてハナは小説家になるのが夢です。
二人はいつも手をつないでいます。
周りの風景をステラが目の見えないハナに言い伝えます。
すると、ハナは感じたことを色で言います。
それは楽しいこと、哀しいこと、すべてハナにとっては見たことのない色で表現するのです。
そんなある日、近くの月ケ丘に絵描きさんが引っ越してきました。
そして三人の物語が始まっていきます。
読んでいくと、家族とはなにか? というのが伝わってきます。

 物語の中に印象的な言葉がありました。
それはハナの言った言葉で、
「絶望は、少しずつ時間をかけて噛み砕いて、自分のものにしてくしかないのよ」
というものでした。

 ぜひ読んでみてください。

 それと、もう一冊 goodbook 短編集
こちらは今度ゆっくりと読んでみたいと思っています。


Tannpennshuu


 どちらも注文は下記 goodbook へお願いします。
http://goodbook.jp/


コメント (10)
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