Kennyのブログあれこれ

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「7分間の奇跡」

2013-03-21 10:57:40 | 日記
3月21日  
元上司で、今は小千谷市の市長をされているY市長が
市役所のブログの”こんにちは市長です!”のコーナーに

「7分間の奇跡」とか「7分間の天使」の事が書かれていたので
 調べてみた。

昨年秋に小千谷に行った時、電話で毎月10日のブログを楽しみに
拝見してますよ~!と言ったら・・おおそうですか!と喜んでくれた。
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これは、東京駅で折り返し運転となる新幹線の車内清掃、整備を、
7分間という限られた時間内に素早く仕上げる作業や、
それに携わる人たちのことを言うそうです。
皆さんもその場面をご覧になった方も多いことでしょう。

CNNが報じている。
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新幹線清掃スタッフ 
CNNや欧米高官から「奇跡の7分」の称賛


新幹線の車両清掃を担当する
 「JR東日本テクノハート・TESSEI
(旧鉄道整備株式会社。以下、テッセイ)」は、
 画期的な取り組みで世界から注目を集めている。
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 テッセイの仕事のどこに、
 注目を浴びる理由があるのだろうか。
 ある日の清掃作業を追ってみた。
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12月某日、JR東京駅の22番線ホーム。
線路側には、赤いユニフォームを着た、

数十人のテッセイのスタッフが、等間隔・一列に並んで立っていた。

そこへ東北新幹線が入線。
テッセイのスタッフたちが一斉にお辞儀をして迎える。
清掃作業の始まりだ。
16時56分に到着した列車はこの後、
17時8分発の「やまびこつばさ147号」として再び発車するため、

東京駅での滞在時間はわずか12分間。
しかも乗・降車には約5分かかるといわれるため、
折り返しの準備作業時間は7分しかない。


到着から2分後、乗客がいなくなったのを確認し、
赤い軍団が車内に飛び込む。

普通車客室は1人、グリーン車は2~3人で、1車両の作業に当たる。
まずは両サイドの網棚、座席間を覗いて、忘れ物がないかチェック。

座席を進行方向へ回転させながら、反対側のドアまで走り、
途中、落ちていたゴミを通路に掃き出した。

1車両の長さは25メートル、客席は100席。
端から端を確認し終わるまで、1分30秒かかった。


“復路”では各窓のブラインドを下ろして点検。
同時に全座席のテーブルを出して、窓枠と棚とともに拭き、
座席カバーが汚れていれば交換する。ここまでで、3分少々。


「ピッチ上げて! あと2分で!」

見回りに来た女性の主任が発破をかける。
その間にスタッフは箒を持ち、先ほど通路に出したゴミを一気に集める。
一方、2両に1か所あるトイレや洗面所でも、
別のスタッフが同時進行で作業に当たっていた。

各車両の作業が完了し、最後に主任が点検して終了。
スタッフは車外に出て全員で整列、ホームで待っていた乗客に対して一礼した。

時刻は17時4分。約6分で完遂した計算だ。発車3分前に乗車が始まり、列車は定刻通り出発した。テッセイの矢部輝夫専務が語る。

「与えられた時間は7分ですが、混雑でお客様の降車に時間がかかったりして、
 7分をフルに使えることは少ない。

そのため常に、できるだけ早く作業を終えるようにしています」

その言葉通り、続いて入線してきた新幹線では、5分27秒で完遂した。
テッセイはこの清掃作業を「新幹線劇場」と呼んでいる。

確かにその作業の正確さと素早さは、「劇場」の名に恥じない完成度だ。
海外も彼らに注目しており、
欧米の高官が視察に訪れたり、
CNNでは「ミラクル7ミニッツ(奇跡の7分間)」と絶賛された。

国内でも、スタッフの奮闘ぶりを扱った
『新幹線お掃除の天使たち』(遠藤功著・あさ出版)が、
現在10万部のベストセラーとなっている。

だがこれは、同社にとっては「当たり前の業務」なのだという。
「ただ車両を綺麗にするだけではない。

清掃の遅れは新幹線の遅れに繋がる。
我々には、ダイヤを守るという義務もあるのです」
(矢部専務)東京駅の2面あるホーム(4車線)では、

1日に新幹線210本が折り返し運転を行なっており、
実に4分間隔で発着している。

テッセイは、1チーム22人の編成で
1日平均120本、ピーク時は168本にも及ぶ清掃作業を一手に引き受けている


緩慢な作業は、致命的な遅れに繋がるのだ。

と有った。

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★綺麗な清掃と正確な時間が日本の各企業の品質でもある。
QC活動やISO9000・14000等の取得もその効果に一要因かもなあ~!

彼らの仕事とはいえ、これからは出来る限り
自分のゴミを車内に残さない様にしようと思った。


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