真ん中で折れた一枚の切符から長々と綴った過去の記憶。
震災の影響とは言っても自分に都合の良いものだけを綴っていた気がする。
そのきっかけとなった「諫早から鳥栖ゆき」 280円の切符。
『ケンちゃん、切符交換しよう?! でも、この切符じゃ、鳥栖までしか、行かれへんネ』
改札口で交換した切符は真ん中で折れていた。
日付は40.4.10、長崎見物に連れて行った貰った日だ。
前日の諫早散策は春爛漫の花の色に包まれていた。
その時以来のような気がする白い桃に出会った。
(2018.04.10 北王子町)
☆
梅と桜の間に咲く桃。
杏同様、不遇?を託つ。
別にたいしたことでも無いけれど
花も殆ど撮ることはない。
果物を作る「桃」、花を観賞する目的で改良されたものを「花桃」と区別して呼んでいる。
(2018.03.24 明石西公園)
☆
ハナモモ(花桃) バラ科サクラ属 Prunnus persica
(2018.03.15 明石西公園)
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去年のハナモモ
白い色のハナモモ・・・
とても美しく素敵ですね。
何処かで見ることができたらとおもいます。
『「諫早から鳥栖ゆき」 280円の切符』
思い出ぽろぽろこぼれ落ちますね・・・
すっご~く羨ましいです。
そう言えば昔々職場に・・・諫早から東京に・・・
そんな方かいらっしゃいました。
宗像さんという名でした。
最初はこの字読めなかったのです。
懐かしく思い出しました。
高校時代は一緒に写真をやっていたのに、この時は島歩きの後だったこともあり
カメラは持参しなかったですから、記憶はかなり薄れている筈です。
折りにつけ登場するのは自分たちに共通の明石だったのですが
遠い遠い長崎・諫早がすぐに浮かびます。
詩人の伊東静雄の歌碑が幾つかあった諫早公園への散歩の折に
この白い桃の木が色とりどりの春爛漫の中にありましたから
余計に印象に残っていました。
輝きはそのまま50年以上昔に残されていて、掘り返すことなど叶わないですが
季節の花はしっかりと同じ頃に咲くので、羨ましいなぁ~と思います。