桜狂騒曲。
桜の花が嫌いなわけでもない。
これが桜…、これも桜、私は何々桜が一番好きです、
やっぱり桜の下でお花見してると春を感じて良いですねぇ~。
そんな人たちの言い方が嫌いなだけだ。
梅が咲いても、桜が咲いても、紫陽花が咲いても、紅葉が色づいても
人はそれぞれに季節を感じて喜び勇む。
それを斜に構えて毛嫌いするのは良くない…と言われ続けても直らない。
ソメイヨシノの交配実験中に生まれた品種にハヤザキオオシマ。
こちらはオオシマザクラの園芸種として紹介されている。
曇天の下の白、冴えない。
カンザキオオシマ(寒咲き大島)バラ科サクラ属 Cerasus speciosa 'Kanzaki-ohshima'
ハヤザキオオシマザクラ(早咲き大島桜) Cerasus x yedoensis 'Hayazaki-Oshima'
(2018.03.18 小石川植物園)
☆
早咲きで知られる河津桜(カワヅザクラ)は、
台湾寒緋桜と早咲き大島桜の自然交配種と言われている。
このハヤザキオオシマはオオシマザクラとソメイヨシノの交配で生まれた種とされている。
とすれば…と、またまた桜作りの裏側まで立ち入りたくなってしまうのだけれど
次々、人の思惑で作られているものの正体まで突き止めることは無粋の域かも知れない。
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シダレザクラ(枝垂れ桜) ベニシダレ ヤエベニシダレ エドヒガン
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