HAYASHI-NO-KO

雑草三昧、時々独り言

モチノキ(黐の木)

2018-02-06 | 木本 冬芽・葉痕

高校時代の通学路だった人丸山東坂を下った折に
天文科学館を背景に撮った。
細い枝にあった葉痕は撮ったけれど少し違っているようにも思う。
それでも葉は、モチノキのそれだ。


































モチノキ(黐の木)
モチノキ科モチノキ属 Ilex integra
(2018.01.27 松江)

【モチノキのすす病】
モチノキの葉が真っ黒になっていたりするのをよく見かける。
黒の正体はカビ(糸状菌)だが、そのカビがはえる要因はカイガラムシ。
ルビーロウムシと名付けられたカイガラムシは、師管(栄養分の通り道)から液を吸っている。
余った養分を排泄するために、そこにカビがはえる事になる。
カビ自体は害にはならないそうだが、黒く葉の表面を覆ってしまうこともあり
葉の生育、木の生育には幾分の阻害要因にはなるのだろう。
そのことも問題だけれど、何しろ汚い。


 
人丸山東坂のモチノキ

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モチノキの果実モチノキの花  去年のモチノキ


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