正真正銘の…とは言うまい。
菊に関しては何処にでも育っているし
幾つもの種類が入り交じって植えられているし
昆虫類は種類などお構いなしに何処にでも止まって花粉を漁っている。
交雑の有無を素人があれこれ言っても詮無いこと。
自然のままに交雑してゆくものを誰が止められるだろう。
だからこれがアシズリノジギクかどうか知らないし
ただ葉の様子がそうらしい…と言うだけのことで、どう見ても交雑種なのだろう。
▲ 葉裏の白が葉表まで出て、白い縁取りに見えるのはアシズリノジギク似だが葉は余り裂けていない。
花はリュウノウギク似だけれど、葉の様子は違っている。▼
▲ 舌状花弁の多さからも、アシズリノジギクとは違う…と感じる点だ。▼
アシズリノジギク(足摺野路菊)キク科キク属
Chrysanthemum japonense var. ashizuriense
ワカサハマギク Dendranthema japonicum var. wakasaense
染色体数がリュウノウギク(2n=18)の二倍なので全体に大きい。
リュウノウギク(竜脳菊)Dendranthema japnicum
(2018.10.14 貴崎町)
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アシズリノジギク 遠い記憶 過去ログ 二年前のアシズリノジギク
アシズリノジギク・リュウノウギク・・・可愛い葉ですね。
見れば見るほどわからなくなって・・・
微妙なところで(○'。'○)ん? ってなってしまいますね。
良く似ていますね。でも違いますね。
とっても難しいですね。?(°_。)?(。_°)?…
近接して植えられていればほぼ間違いなく交雑が普通でしょうし、
全く別物とも交雑が容易なので、余程特徴的なもので無い限り
これは何々と断定はしない方が良い気がしています。
秋の野辺に咲く「野菊」辺りは、何とか葉や花の様子で区別出来ても
その後に咲き始める菊は、栽培菊と野生のものとが入り混じると
どうにも厄介です。
「アシズリノジギク」は特徴的な葉を持っているのですが
これとても、栽培菊などが近くにあると容易に交雑するようです。
余り面倒なものは『何かの特徴を持った交雑種』で済ませてしまいますね。