『ケンちゃん、あれは何て樹??』
「バショウ」
『バショウ??、枯れるとやぁ~ネぇ』
そんな会話を今も覚えている。
芭蕉布の話もしたような気がする。
バナナそっくりの実が成る事も話した気がする。
学生時代は、何でも頭に詰め込めたから何でも話題になった。
今は、詰め込んでも前に入っているものが代わりに押し出されないと頭には残らない。
だけど、これだけは覚えている。
バショウの学名は、「Musa basjoo」 長崎に来ていたシーボルトが
バナナに似ているという意味で付けたこと、
だから西欧では「ジャパニーズ・バナナ」と呼ばれていること。
だから、どう見てもバナナが出来ているように見えてしまう。
☆
この芭蕉の話を含めて、回想録「肥前・諫早/春爛漫の花の色」に、
諫早での三日間の幾つかのエピソードを綴った。
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