キダチ、木立。
アロエも、民間薬草として一世を風靡した。
今もそうかもしれないけれど、切り傷や擦り傷にその灰緑色の葉の一部分を千切って、
果肉から出る汁と一緒に傷口に塗ってもらった記憶は、随分遠い昔の事になっている。
近所のオバアサンは必ずそんな手当てをしてくれた。
本当に効くのかどうかは知らなかったけれど、
殆ど毎日のように怪我をすることが勲章だった時代、
何故かアロエを傷口に当てていることがもうひとつの勲章になっていた気がする。
雑学の部類だけれど、関連した話題を二つ。
一つは、健康食品ブームでもてはやされた、果肉を食用にしているのはもっと葉の大きなアロエベラが主、
もう一つキダチアロエの別名・キダチロカイの「ロカイ」は「蘆薈(ろえ)」の誤読だそうだ。
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