HAYASHI-NO-KO

雑草三昧、時々独り言

カツラ(桂)

2017-04-05 | 木本 冬芽・葉痕

幾つかの樹は高木になって、冬芽はおろか花は撮れないもの。
それでも時折、枝が横に伸びていたりすると撮れる。
撮れないのは機材の所為、そうは思うけれどわざわざ機材を揃えるのもしんどい。
諦めれば良い話だからと、諦める。
あれもこれも出来ないから、この程度…と諦める。


カツラは雌雄異種、雌雄異花、これは雄花。



▲ 花は葉の芽吹き前に咲く。ここには雄花、花弁はないから芽吹きの頃には苞に包まれていた花糸だけ。▼











▲ 大樹だから上の方は撮れないけれど、細い枝も何本か出ている。
その先に花が咲いている。花弁も萼片も無くおしべだけが苞の中から見える。▼



(2017.04.03 須磨離宮公園)

これはカツラの木です…と紹介された低木。
まさかとは思ったけれど、冬芽は撮った。
果たしてこの木が桂かどうか、春が楽しみだ。

ところで、トップの画像をお送りしたところ『十二単みたい…』の返信。
なるほど、短枝には葉痕が重なるから、そう見える。


▲ 側芽は対生。次の年以降は短枝とな為、冬芽の基部に葉痕が重なる。
公孫樹の短枝でお馴染みの姿だ。▼





カツラ(桂)
カツラ科カツラ属 Cercidiphyllum japonicum
(2017.02.18 上ヶ池公園)
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カツラ 冬枯れ


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