HAYASHI-NO-KO

雑草三昧、時々独り言

サザンカ(山茶花 タチカンツバキ/立寒椿)

2017-12-20 | 冬 赤・桃色系

カンツバキもサザンカ。
ハルサザンカもサザンカ。

サザンカもサザンカ。
ツバキ(Camellia japonica)は日本産、サザンカも日本産。
サザンカと呼ばれる中には幾つかもの交雑種があり、その起源には諸説。
冬に向かう頃から春先まで幾つかのサザンカが咲く。
ツバキとサザンカの種間交配園芸種をカンツバキ群と呼び、いずれも栽培品種とする説に従っている。
横に広がるタイプ(「獅子頭」と呼ばれる園芸種が一般的)と、
立ち上がって伸びるタイプ(立寒椿/「勘次郎」などと呼ばれる事が多い)が広く植栽されている。
少し遅れて咲くものにヤブツバキとサザンカの自然交雑種があり、ハルサザンカ群と呼ぶ。














▲ 花弁はツバキと違ってばらばらに落ちるから、残っている花弁も見られる。

▲ ツバキとの区別点によくあげられるめしべの下部、子房部分の毛。▼

タチカンツバキ(立寒椿/勘次郎)
Camellia×hiemalis ' Kanjiro' 
サザンカ(山茶花) 
ツバキ科ツバキ属 Camellia sasanqua
 (2017.12.17 明石西公園)


普通に見るカンツバキと呼ばれているサザンカの種類。
カンツバキ(寒椿)  ツバキ科ツバキ属 Camellia x  hiemalis 
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今年のサザンカ カンツバキ ハルサザンカ


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2 コメント

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ツバキとサザンカ (こいも)
2017-12-22 01:34:28
林の子さん
と~っても美しい画像ですね。
ツバキとサザンカってとってもややこしいです。
ばらばらに落ちる花弁くらいしか知らずにいました。
雌しべの下部や子房部分の毛・・・区別できるのですね。
ハルサザンカ・・・初めて知りました。
(ハルサザンカ「鎌倉絞り」)
名前もお花もとても素敵です。
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サザンカの頃 (林の子)
2017-12-22 11:11:00
面倒な区別は要らないかもしれません。
殊更、面倒な区別をしたり名前のいわれをあれこれと覚えたりすることより
きれいだな、変わっているな、撮っておこう…と
自然に思える画像が一番自分にとってお気に入りになる気がします。
凝った撮り方など、後で見返すとどうも…のことが多いですね。
ただ面倒でもサザンカとツバキのちょっとした違いは覚えておかれると便利ですし
画像に残した後でも区別できそうな部分は撮っておかないといけませんね。
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