今でもそうだとは言えないらしいが、沖縄の桜、沖縄ではサクラと言うとこの緋寒桜だそうだ。
特徴のある咲き方だし、ソメイヨシノが桜だと思っている人たちにしてみれば
見慣れない色、見慣れない姿だろうから、『これが桜??』となる。
おまけに、彼岸桜と混同するから…と、寒緋桜。
尤も、どう呼ぼうとこの桜には変わりない。
▲ フユザクラの後にこのサクラが咲いて、それから次々と幾つもの桜がここには咲く。
(2018.03.24 玉津町)
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カンヒザクラ(寒緋桜/ヒカンザクラ・緋寒桜)
バラ科サクラ属 Cerasus campanulata
(2018.03.15 玉津町)
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【休眠打破の話】
「染井吉野」は作り物の桜、全部クローンだから一斉に咲いて散る。
桜は一定期間寒さを経て徐々に暖かにならないと咲かない。
寒い期間が殆ど無い温暖な地ではこの「休眠打破」が起きにくいから咲けない。
スギやヒノキの花粉が飛ばないのもこのことと同じ。
やはり適度な冬は植物にとっては必要な事なのだと四季のある地に住んでいる人は感じるべきだ。
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冬芽
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カンヒザクラ
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