HAYASHI-NO-KO

雑草三昧、時々独り言

ドクダミ2(八重)

2013-05-29 | 春 白色系

花は花弁が退化して無く、黄色の葯をつけた雄しべと、白い雌しべのセットが階層になって咲く。
「八重咲き」と呼ばれているこのドクダミも、普通種と同じ構造で、そのセットが少ない。
「花」を構成しているパーツの一部が他のパーツに変異することは普通に起きる現象。
普通は三角錐状の花穂の一部分が苞に変化したもの…と理解している。

園芸種として葉に幾つもの色が混じる種類が出ているそうだし
この八重も同じように園芸店に並んでいる。





 





 







 





 



 



 



 

 


花穂の一部が苞に変化したもの、その一部が葉に変化したもの…
このようにして幾つもの変化が見えるのも野の花・雑草類が進化の過程で行きつ戻りつしていると言う証左だろう。

ドクダミ(蕺草) ドクダミ科ドクダミ属 Houttuynia cordata cv.
2013.05.15・21・25 須磨離宮公園)

---------------------------------------------------------------
去年の八重


コメント    この記事についてブログを書く
« ニワゼキショウ5(黄花種) | トップ | トキワツユクサ »

コメントを投稿

春 白色系」カテゴリの最新記事