ロウヤガキ

隣の公孫樹は、まだ黄葉には少し早いけれど、
銀杏はたわわに実っていて次々と地面に落ちている。
強烈な臭気が漂っているし、マスク着けてビニール手袋の人たちがせっせと拾っている。
そのままでも結構な臭いなのだけど、果実の種子部分だけを採っているのか、
あちこちに残骸が捨てられているから余計に臭う。
本当は許されないはずの植物園内での銀杏採集、
お目こぼしで了解されているのなら、せめてごみにしないで全部お持ち帰り願いたいね。

だから、せっかく秋の風情を撮ろうと、この老鴉柿に近寄ったのだけれど、どうも顔が痒くて……。