確かに、天津の森から、外周路に出る直前に見つけた。
立て札が無いから(?)、野の花は同じ場所でも…なんて言いながら
二度ばかり行き来した直後だった。
遠くから話し声が聞こえてくる。
『こんなとこで撮ってる人は……』
おや、私のこと??と、振り返るとお二人連れ。
一瞬、もしや…だった。
『ブログなさってる…、林の子さん??、はじめまして hanaです』
(勿論、hanaは日本語で名乗られたのだが)
お友達とご一緒、直前にシジミバナの近くで、わぁ~立ちくらみぃ~の声が聞こえた、
まさにそのお二人連れだった。
手には、先日上げたこの場所のミミナグサの記事、しっかりカラープリントされて、
ハナイバナの所在メモまで書き込まれている。
「私は、初対面じゃないですよ、須磨の…」
『そうそう、すれ違ったんですよねぇ~』
陽射し戻ってきて、おまけに明るいお二人の声に、周りはいっそう明るくなった。
ミミナグサを捜してる女房殿も、早速に
『素晴らしい感性のブログ、いっぺんにファンになってしまいましたよ』
暫くは、アケビやオニグルミで盛り上がっていた。
昼飯前で、かなりお腹もすいてしまったのだけれど、
肝心の(?)ミミナグサはしっかりとカメラに収まっていた。
これで、森林植物園でも須磨離宮公園でも、勿論近隣の場所では、
変な格好で撮っていても大丈夫…だろう。
(2007.05.02 森林)
この日の一部が切り取られて、丁寧にブログページになっている。
須磨の温室二階で軽食摂っていた折はニアミスだったから言葉は交わさなかった。
たぶん今まで「花」を撮ってきて一番驚いたことだ。
とうとう関西組みさんはブログの外でお会いに
なられたのですね。小さな小さな野の花を
探している人って多くないですもの、hanaさんに
とうとう探し当てられてしまったのですね。
そうなんですよ、とうとう。
植物園とは言っても広い広い山の中、なのですが
ブログに書かれている通り、地図とカラー印刷された
画像を手にされて…。
ミミナグサの在り処を女房殿に教えていた所に、
お友達とお二人がそろりと登場されて…。
初対面とは思えない、愉快な会話が暫く続きました。
小さきもの、余り関心を持たれない花たちを通して
何人かの方々とお知り合いになれたことは、本当に
ありがたいことだと思っています。
森林植物園のスタッフの方々とも、かなり懇意にさせて
頂けて、ふるさとの山がもっともっと近くになった、
そんな気がしています。
こちらにお越しの折は、是非「関西組み」がご案内
致します。
楽しいですねぇ、花つながり。
踊り葉牡丹さんとの遭遇以来、なんとなく、そろそろかなぁ、何て思ってました。
耳菜草で遭遇、と言うところが素敵ですね。
明日の朝、さっそくハム次郎に報告しておきます。
今日は、カキネガラシを見つけました。
一瞬、トレードマーク(?)のバッグが見えて「あっ!」
どう声をかけたら良いのか、迷いながら・・・驚かれたでしょう?
ハナイバナにもミミナグサにも出会え、
林の子さんご夫婦にも出会え、素晴らしい一日でした。
友人と「将来、あんな夫婦になれたらいいなぁ」って、
話していたのですよ。くしゃみ出ませんでしたか?(笑)
ハナイバナの写真、思っていたよりも暗く撮れていて、ちょっと失敗。
再度訪問の楽しみがデキマシタ。
夜更かしは後々身体に堪えます。
それとも、驚かせてしまって眠れなかった?
春には気になる花が多くて、どうもいけません。
とっくに、ハナイバナもミミナグサも「卒業」してる
のに、女房殿のハナイバナ狂い(?)がまだまだ続いて
このところあちこちで見つかるものだから。
先日も近くの田んぼで撮っていた時も、
『こんなにたくさん咲いてるのに、hanaさんが見たら
狂喜乱舞だろうねぇ~』
今日も『見つかったかナァ~』、と話していた矢先に
hanaさん登場でした。
噂をすれば影…ですね。
とにかく、ニアミス含めて二度目。
女房殿もすっかり初対面とは思えない会話でしたから
ありがたい事だと思います。
私は、スミレ捜しに出掛けたので、シャクナゲ園から
リガの森に抜ける道を歩いて、天津の森に入りました。
山道(?)で、幾つかのスミレに出会い、チゴユリにも
久し振りに出会えました。
女房殿にミミナグサの話をしながら、あの場所で
スミレを撮っていたのですが、愉快なお友達との
気取りのない会話が聞こえてきました。
まさか、でしたがそのお二人連れに出会うとは。
思わず知らず、関西風ツッコミを入れてしまったようです。
これで、安心して(?)六甲も歩けそうです。
見ている花が違う…、そうだと思いますが、一度この
小さな花に嵌ってしまうと抜けられません。
今度は、のんびりと山歩きが楽しみたいナァ~と、
女房殿が申しておりました。