いよいよヨモギの花盛り。
伸びきった茎から長い花序をだして小さな花が密集している。
春の姿とは全く違うから、この姿をヨモギと感じる事も無いのだろうか。
それでもヨモギにも花が咲き、あちこちでクシャミが聞こえてくる季節になったけれど
今年はマスク着用の所為か?少ない気がする。
▲ 葉腋から伸びた花序枝には幾つもの花が着き、てんでバラバラな向きに咲く。
下は開花直前の花、赤紫部分が両性花、周辺に雌花だが一つだけやっとめしべが見える。▼
▲ 葉腋から長く伸びた花序に頭花が無数に着く。頭花一つに両性花と雌花が4~5個ずつ。短い托葉がある。▼
▲ 頭花には両性花が中心部に、周辺部には雌花が咲く。▼
▲ 周辺部にはめしべだけの雌花、中心部(赤紫に見える部分)には両性花、
黄色に見えるおしべは筒状になっておりその中にめしべ。
何れもが果実を結ぶことが出来る。▼
▲ 花のつく辺りの葉は、見慣れたヨモギの葉とは思えない。
だから、ヨモギに花が咲くとは思えないのだろうか。▼
▲ ヨモギはブタクサ同様に風媒花、秋の花粉症の元凶。▼
ヨモギ(蓬) キク科ヨモギ属 Artemisia indica var. maximowiczii
(2020.09.26 伊川)
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▲ もう一つの秋の花粉症の元凶、ブタクサ。▲
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▲ 芽生えの頃 花の頃 ▲
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ヨモギ 幼苗 虫コブ ヨモギの紅葉
こちらの画像を見させていただき雌花と両性花が良くわかりました。
自分の画像ではとてもわかりませんでした。
小さい頃見たヨモギとはあまりにも違う姿がありました。
お花は見たことがありませんでしたからなおさらです。
良く観察して覚えたいと思います。
ありがとうございました。
何枚かの画像をお撮りになっているのでその懸念は無いようですね。
ブタクサが花粉症の元凶だと言うのは有名?ですが、
野辺では意外にヨモギの方が多いですから。
春の新しい葉を摘んでいる頃と比べると全く違う雰囲気になっているので
まさかヨモギが…とよく言われます。
手近な場所にあるので、見たければ暫くはどこにでも…ですね。