花柱は雄しべよりも短い。
西公園内で一番豪勢に花をつける。
花柱は雄しべよりも短い。
萼片の黄緑色は見えるが、葉展はまだ先だから全体は黄色に包まれている。
幾つか果実の殻が残っている。
花柱が短いのは「雄花」では説明がつかない。
レンギョウは雌雄異種と解説されている。
去年の果実の残骸が見えるから、雌株の雌花と言うことになるのだが
花柱は短いのは雄花…では説明がつかないことになる。
(2015.03.30 明石西公園
☆
西公園には三種類、そう決めつけるとなんとなく区別がつく。
かなりいい加減な決め方だけれど、
刈り込まれている姿が同じでも、花の様子も葉の展開の仕方も別のようだ。
公園管理が指定業者移管で変わった事もあって
樹木の剪定以外は手つかずが多い。
だからレンギョウ三種類の名札が正しくつけられるとは考えられない。
チョウセンレンギョウ(朝鮮連翹) モクセイ科レンギョウ属 Forsythia viridissima var. koreana
葉よりも花が先に咲く。
花柱は雄しべよりも下位置にある。
シナレンギョウ(支那連翹) Forsythia viridissima
レンギョウ(連翹) Forsythia suspensa
(2015.03.26 明石西公園)
☆
【雌花・雄花と長花柱花・短花柱花】 雌しべが長いものを雌株の雌花、雄しべの長いものを雄株の雄花、としていたけれど
どう見ても「雌花」の雄しべも花粉を出しているし、「雄花」にも果実が出来るかどうかはわからないけれど子房がある。
つまりはいずれの種類に咲く花も「両性花」なのだと考えるのが妥当だ。
雌花・雄花の区別ではなく、長花柱花、短花柱花と呼ぶ、つまりは異形花がそれぞれに咲く。
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冬芽
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