HAYASHI-NO-KO

雑草三昧、時々独り言

ヒメガマ ガマ

2012-08-07 | 茶色系

葉は緑、花は黄色、穂は茶色
冬枯れのガマの綿毛は冬枯れの景色の中で一興だけれど
池や湿地にぐんぐん伸びてくるガマもどこかユーモラスだ

ヒメガマの穂が、セイタカアワダチソウと競い合って田んぼの隅に立っている
今年限りのヒメガマ、この場所にも立ち入り禁止のロープが張り巡らされるだろう

 
上部の雄花穂と下部の雌花穂の間が離れているので区別しやすい

【蛇足】
「ヒメガマの花」のリンクページに「因幡の白兎」がくるまった綿毛の話しを書いた
歌詞は間違いと言うよりは、大黒さまの人柄を伝える為に、穂綿で優しく包んだのだ…
それを歌詞にしたのだと解釈されている
ただ花・植物を知る人は、ガマ類の花粉に薬効がある、そのことも知識に入れる方が良いと思っている
稗搗節の「さんしゅう」と同じことだと思ってる
(2012.07.09 新明町)








(2012.07.10 新明町)

藤見池にチョウトンボが舞い始めている
いつもは伸びているヒメガマは葉だけは目立つけれど
蒲の穂は少ない
チョウトンボは枯れ果てたガマの穂先に止まっている


 


史実はどこまでが事実か解らないけれど
薬効があるのはこの雄花の花粉、大黒様が兎に塗ったのもこの花粉だ





ヒメガマ(姫蒲) ガマ科ガマ属 Typha domingensis(=Typha angustifolia)
コガマ(Typha orientalis)
(2012.07.17・31 明石公園)



 




ガマ Typha latifolia
(2012.07.27 須磨離宮公園)
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ヒメガマの花 冬景色のガマ 冬景色のヒメガマ


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4 コメント

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ヒメガマ (とんちゃん)
2012-07-10 16:09:19
ヒメガマは上と下とが離れているのがそうなのですか?
湿地ではたくさん生えていますね。
まだ赤いうちに・・・といつも思っているのですがなんとなく撮り逃がしています。
下のリンク先が「ヒメガマの花 冬景色・・・・」と文字だけでリンクされていないですが・・・
うっかりミスでしょうね。
なにかで調べるときに必要になってくるかもしれないのでお知らせしておきます。
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そうです。 (林の子)
2012-07-10 16:29:24
とんちゃん、こんにちは。
日曜日は少し曇ったりもしましたが、三日間雨なしの夏空です。
雄花穂と雌花穂が離れているヒメガマが、花穂も葉も細くて一番馴染めるかも知れませんが、それでも何となく撮り逃がしてしまう…でしょうね。
群れて咲いている場所でも、どれが花??と言うような代物ですが。
冬枯れの景色の中で穂綿が飛び交っているのも何か哀れだし。
確かに撮ろうと思っているうちに穂綿…ですね。

リンク切れのご指摘、ありがとうございます。
画像を用意しなくて済むので時にはリンク先を違えたりしているかも知れません。
思い込みだけで書いたりする事は自制していますが、リンクページなどは時折間違っているとあとで気付くことも多いです
幾つもあるでしょうから、お気づきの時はよろしくお願い致します。
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ヒメガマ (こいも)
2018-12-19 00:54:53
林の子さん
来季は葉は緑・花は黄色・穂は茶色・・・
見てみたいと思います。
こいもの撮った場所も盛りの頃はセイタカアワダチソウとヒメガマが
競いあって咲いていたのではと想像します。
今はもう茶色の世界になっていますが
因幡の白兎のことを思い浮かべながら
来季は上と下にわかれるお花の様子を撮れたらと思います。
爆発する穂だけではなく見どころは他にもいっぱいあるのですね。
ありがとうございました。

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気に入ったもの。 (林の子)
2018-12-19 15:59:58
気に入ったもの…で充分かも知れませんが、
一度「爆発した穂」を見ると
元はどんな姿だった?と興味が沸いて…。
そんな繰り返しが面白いですね。
繰り返していると、またまた何か違いが見えてきて。
見どころ散歩という集まりというのがあるのですが、
一つ二つでも見どころがあれば気にとめておくだけで面白いと話します。
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