この菊が「純粋の足摺野路菊」だと言う保証はないし
よしんばそうだとしても、交雑していない…と証明するのには
某かの費用をかけないと出来ない。
幾つかの絶滅危惧種を保護しよう…と、あちこちが「保護団体」が活動されている。
足摺野路菊の保護も急務だと様々な場所で叫ばれて久しい。
それでも観光道路沿いには観光客目当ての季節の花が植えられ
中には栽培菊も普通に植えられているし
その交雑が純粋種を脅かしている…と、保護団体が訴えているそうだ。
だからこそ別の場所への移植も含めて、保存を訴えたりもするのだろう。
ところがどうだろう、そのことで一層の交雑を助長していないのだろうか。
自然に咲いているものを人為的に保護する事が、実態に即しているのかどうかの保証はあるのだろうか。
「絶滅危惧種」の名の下で、誰が責任を持って「種の保存」をやるのだろうか。
片方で、訳のわからない植物を持ち込む輩が
帰化植物は侵略者だからよくない…などと平気で口走る。
自然は自然のままに。
虻が飛び交うことを誰が防いでくれるのだろう。
▲ 後の黄色は交雑菊、何年も前から咲いている。
(2017.11.11 林)
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アシズリノジギク(足摺野路菊)キク科キク属
Chrysanthemum japonense var. ashizuriense
(2017.11.10 林)
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菊のお花…やっぱり好きです。
「自然は自然のままで・・・」
勢揃いの虻に圧倒されました。
どれもがとっても綺麗で素敵です。
それぞれの特徴が手に取るようにわかります。
すごいですね~
こんなふうに撮れたら最高ですね。
飛び交う虻は誰も追い払えませんよね。
植物や昆虫の生態を無視していろいろと自然に手を加えた結果でしょうね。
だから自然に菊が交雑してゆくのを止めるなどとは、愚の骨頂。
むしろ、飛び交う昆虫類を撮って楽しむ方が幾らかおもしろい…そう思いますね。
クローズアップレンズ一枚、慣れてしまうとカメラも手に馴染むものです。