自然状態で普通に見ていた花も、だんだんと豪華になってしまっている。
ホームセンターなどではそれが人気の商品なのだし
細々と生きていた環境など、もうとっくの昔話。
そこには新しい生活圏が作られているから元に戻ることは無い。
それを嘆いたところで詮無いことだし、時代が変わったのですよ…と嘲笑されるのがオチ。
時代が変わった、の一言で済んでしまうことの怖さは次の時代に先送りされる。
(2022.05.29 大道町)
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カワラナデシコ(河原撫子) ナデシコ科ナデシコ属 Dianthus superbus var. longicalycinus
(2022.06.20 貴崎町)
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ダイアンサス・ミーティア サカタのタネが作出したカワラナデシコの園芸品種
カワラナデシコの学名は、Dianthus superbus var. longicalycinus (Maxim.)F.N. Williams 1893年登録
命名者はMaximowicz, Carl Johann (Ivanovič) (1827-1891)
牧野富太郎など日本の植物学および人材を育てた人。
シーボルト、ツンベルクなどの日本の植物を著した歴史的な資料が保存されたことも大きな功績として知られる。
それでも新しいものが次々、どこかに置き忘れられているものなど置き忘れられている事さえもが忘れられている。
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カワラナデシコ2016
ダイアンサス・ミーティア(カワラナデシコの園芸種)2021
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