オオハンゴンソウ 大反魂草

北海道の夏、真っ直ぐに伸びた道路は快適だし、気候も快適だった。
その道路沿いに、人の背丈以上に伸びたこの花が、延々と続く場所が幾つもあった。
キクの仲間だから、種子はよく出来る。
それが、風に飛び、撒き散らされた道路を走り抜ける車に舞い上げられて、次の空き地に根付く。

向島百花園には、少し異様な感じがするほどに、この花と少し小振りの「トウゴウギク」が茂っていたし、同じ黄色の「ダンゴギク」もかなり大きな株になっていた。