HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

ケイヌビエ(毛犬稗)

2016-07-31 | イネ・カヤツリグサ・シダ類など

このケイヌビエも別の田んぼの畦。
田んぼの中のイネはまだ穂も出ていない。
田んぼの外ではコゴメガヤツリがそろそろ扁平だけれど米粒に似た果実を付け始め
このケイヌビエも米粒の様な果実を零し始めそうだ。


目立つ芒から、ケイヌビエの名前。

目立つ芒は最初は緑色をしている。

伸び始めの頃。

茎の節部分、葉鞘部分は無毛。

葉舌は無い。





花軸から幾つもの枝を出し、小穂をつける。

芒、小穂は成熟するにつれて緑から赤茶色に変わってゆく。

























めしべの柱頭も覗いている。



ケイヌビエ(毛犬稗)
Echinochloa crusgalli var. aristata
目立つのは芒、それ以外はイヌビエと変わらない為に、区別されないことも多い。
イヌビエ(犬稗)イネ科ヒエ属 Echinochloa crus-galli var. caudata
小穂は通常紫褐色、短い芒と剛毛がある。芒は殆ど見えない。
タイヌビエ(田犬稗) Echinochloa crus-galli var. oryzicola
小穂は長さ4~5.5mm、短い毛と剛毛が生え、時に長い芒をつける。
(2016.07.28 北王子町
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