HAYASHI-NO-KO

雑草三昧、時々独り言

コモチナデシコ(子持撫子)或いはミチバタナデシコ

2018-07-01 | 夏 赤・桃色系

混乱しそうな種子。
明石川の土手にはコモチナデシコ或いはミチバタナデシコが育つのか。
西公園の東側はウマノスズクサが茂る場所。
そこに点々と咲いていたものは硯町で確認出来たものと同じ「洋梨形」の種子。




















イヌコモチナデシコ(犬子持撫子)ナデシコ科コモチナデシコ属 Petrorhagia dubia
コモチナデシコ(子持撫子)
Petrorhagia prolifera
ミチバタナデシコ(道端撫子)Petrorhagia nanteuilii
(2018.06.26 明石川右岸)


二種類が混じって咲いている可能性も充分あり得ることだし、全草確認した訳ではないけれど
この画像の場所の種子と、別の場所の種子は違っていることは事実だ。
画像で大粒の方が明石川左岸で採取したもの、小粒の方が硯町で採取したもの。

【幾つかのその後の情報からは以下のように整理出来る】
* イヌコモチナデシコ(P.dubia) 種子は洋梨形で円錐状突起がある。
総苞内片が微凸形、茎に腺毛が密生(または無毛)

ミチバタナデシコ、コモチナデシコの種子はイヌコモチナデシコよりは大きく、盾形で低い隆起がある。
* ミチバタナデシコ(P.nanteuilii) 茎は無毛(有毛も有り)、種子には細かいこぶ状隆起がある。
* コモチナデシコ(P.prolifera)茎は無毛、種子には緻密な網目状隆起がある。
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コモチナデシコ(子持撫子) ミチバタナデシコ(道端撫子)
コモチナデシコ イヌコモチナデシコ 種子の比較画像 
今年のイヌコモチナデシコ


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