HAYASHI-NO-KO

雑草三昧、時々独り言

ネコヤナギ3

2012-03-27 | 春 樹木 果実・葉

柔らかな毛が雨に濡れていた。
柔らかな毛に雨粒が小さな丸。
春待ち顔が幾つも並んでいる長谷池のそばのネコヤナギ。
今日は突然の雪が降った。
それでも少し陽射しが戻ったようなので
急いで長谷池に直行する。
「期待通り」に少しだけ雪の名残を残して
幾つかは花を咲かせていた。







 
雨の粒と違って、雪の後なので少し歪な氷の粒。





雄しべの葯は赤、割れて花粉を飛ばす頃には黄色。
やがて黒っぽくなって役目を終える。
 
雄花は雄しべの葯が赤いので目立つ。

生まれたて。
 



 




雌花序、柱頭の先端部分は2裂している。
 

 

 

 



 


氷の粒が残っている。


 

 

 






(2012.03.26 森林植物園)
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6 コメント

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ネコヤナギ (とんちゃん)
2012-03-28 08:16:53
水滴つきのネコヤナギ
何度見てもきれいだな~と思っています。
帽子が丁度いい具合にふたつ合わさって♪
こんなのを見つけると笑えます!
こちらではほっとしながら見ていられるので窮屈さも感じず憩いのひとときになれます。
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ネコヤナギの変化 (reihana)
2012-03-28 22:04:00
林の子さま こんばんは~☆彡
今迄 ネコヤナギ=フワフワ猫の毛のイメージだけでした
それが この様に変化するとは 今迄全く知らずにいました
ネコヤナギって 本当に 知れば知るほどに
奥が深い植物なのですね
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やっと雌花 (林の子)
2012-03-28 22:43:30
とんちゃく、こんばんは。
残念ながら私は気付かなかったのですが、女房殿がしっかり雌花を撮っていました。
(彼女は雌花とは知らずに撮っていたのですが…)
古い画像をひっくり返していましたら、私もしっかり撮っていました。↓
http://hayashi-no-ko.blogzine.jp/photos/200703/0508.html
柳絮が飛ぶ頃までには、もう一度上がろうと思っています。

幾つかの「難問」があるようですが、水元ではネコヤナギ以外も植えられている気がします。
特に、クロヤナギはネコヤナギの変種なので、十分考えられますし、
コリヤナギなども普通に植えられていると思います。
ただ、花の時期だけでの即断は難しいでしょうね。
のんびり構えていましょう。
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変わった花ですから… (林の子)
2012-03-28 22:48:38
reihanaさん、こんばんは。

木の花も、慣れてくるとおもしろいですね。
花壇に植えられている筈も無いので、歩いて探す必要はあるのですが、
植物を撮る楽しみは、やはり経過観察…だと思っています。
冬芽が新しく芽吹く頃には、次々と花も咲くでしょうから、今年も秋までお付き合い出来そうです。
撮る対象として、幾つもの絵の題材が転がっていると思いますから、
ご興味の範囲で少しずつ広げて行って下さいね。
楽しみにしております。
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やりましたね! (とんちゃん)
2012-03-29 15:13:07
雌株をゲット!!!
おめでとうございます♪
ちょっと見ただけでは分からないですか?
柱頭は2つ・3つ?何裂するのか分かりませんでしたが二つに分かれるんですね。
「りゅうじょ」という難しい言葉ですがその状態も写すことができますね。
”のんびり構えていきましょう”と言っていただけてうれしかったです。
つかえがとれて楽になりました。

昨日は谷中を散歩して念願だったパティシエ INAMURA SHOZO さんのお店へ行ってきました。
紹介いただいてありがとうございました。
至福のひとときでした~
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ちょっとした違い… (林の子)
2012-03-29 21:45:33
とんちゃん、こんばんは。

ネコヤナギは雌雄異株、そのことが頭に入っていれば良いのですが、
この時は、とにかく雪が氷粒状態で残っているのを撮り続けていたので、
雌花のことなど頭の外でした。
女房殿の画像は、たまたま…です。
シベの色が違う…と撮ったようですから、やはりちょっとした違いを見つけられると良いのでしょう。
多くの方々のご意見や、感想を基にして次のステップを踏まれることは大切なことですが、
そのことが妙なプレッシャーになることもあるようですから、
やはりご自身の歩みは着実にされて、一つ一つのんびりと…でしょうね。
現役時代は、よく中国に出張しましたので、彼の地のヤナギの綿毛は嫌になるほど体験しました。
信州辺りでは今も河川敷のヤナギの若葉の頃には、綿毛が飛び交うそうです。

イナムラさんのお店、小さくて驚かれたでしょうが足を運んで下さってありがとうございます。
時折、送って頂くのですが、チョコレートの使い方などはさすが…と思っています。

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