寒風吹きすさぶ真冬の墓地にハマゴウの冬枯れを撮る。
それから半年、葉は緑を取り返し
枝は砂地を這って時折花穂を真っ直ぐに上げて花を咲かせる。
毎年の事だけれど地を這って伸びてゆくハマゴウはやはり砂地が似合う。
ここでは思う存分に広がっている。
▲ 墓地の一番高い場所はハマゴウに占拠されている。▼
▲ その下部は砂地、だから小高くなっている場所も元は砂山。▼
▲ 足の踏み入れる場所さえないほどに広がっている。
それでも誰の迷惑にもならない場所だから邪険にされることなく広がり続けている。▼
▲ 何処かで見かけたような花が咲いている。▼
▲ 花は一日花、次々と咲くから夏中花は絶えない。
花冠が抜け落ちた痕には早くも果実の原形。▼
ハマゴウ(浜栲) シソ(←クマツヅラ)科ハマゴウ属 Vitex rotundifolia
APG分類体系ではハマゴウ属はクマツヅラ科からシソ科に移動している。
(2018.07.22 林)
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▲ 冬枯れのハマゴウの果実
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去年のハマゴウ
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