ミミカキグサは黄色。
こちらは紫色なので、ムラサキミミカキグサ。
ここには、ホザキノミミカキグサも咲く。
もう一つ紫色のサワトウガラシ、今は水かさが増していてたぶん水没している。
ムラサキミミカキグサ(紫耳掻き草) タヌキモ科タヌキモ属Utricularia yakusimensis
(2011.07.02 大久保)
2011.07.02 大久保のアルバム
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ただ、絶対に干上がらないことが必要で、降った雨がじわりと滲み出てくる…、
絶えず水滴が落ちる水漏れした水道…が良いようです。
そうすると、そこには微細な苔が生えて微細な昆虫が集まって来て、
それを捕捉してモウセンゴケ類もミミカキグサ類も生きている。
ですから、湿地に足を踏み入れるとそこは足形が出来て、いつかは干上がる…。
保護するための柵など無い場所なのに奇跡的に残っているのは、
むやみに「ここは保護地ですから」…と看板を建てていないからだと思います。
行政の手出しが、結果として無用な過保護に繋がったり、
「珍しい植物がある場所」を観光地化する事が正しいのかどうか、
いつもこの小さな狭い湿地で考えてしまいます。
目立つサギソウやトキソウはなくなりましたから、それだけを目的とする人は来ないでしょう。
だから、ハッチョウトンボもモウセンゴケやミミカキグサ類は安心して、
ここに住み続けそうな気がしています。
私の身の丈に合った場所だと思っています。
黄色のミミカキグサもムラサキミミカキグサも見たことはありませんが水がたっぷりあるところがいいわけですね。
見つけるのも大変 見つかっても写すのはもっと大変