![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/1a/8d6798eec23388829f3a9a9f0ab2776b.jpg)
クマノミズキに花が咲く。
この場所にクマノミズキが育つ事を知ったのはさほど古い話では無い。
ところが毎年、花の頃に撮ることが少なかった気がする。
たぶん、殆ど日射しが届かない場所だから撮る気になれなかった…気がする。
たまたま昼前にそこを訪れた日、日射しがあったから撮れた。
ミズキよりもひと月近く遅れて花が咲く。
▲ クマノミズキの葉は対生、ミズキは互生。
花柄はいずれも互生状に細かく枝分かれして、一斉に花をつけるから遠目にも白い。▼
▲ 花序は樹形と同じで、伸びた枝先が横に広がって花をつけるから豪勢に見える。▼
▲ クマノは、熊野。熊野地方に多く自生していたからだけれど、西日本では普通。
ミズキと同じような樹形になる。葉は対生でこの部分で区別出来る。▼
▲ 葉はミズキよりも小さめだがハナミズキよりは大きい。▲
(2020.06.09 明石公園)
☆
花が樹全体を覆っていたのだけれど
残っている果実はこれだけ。
▲ 果実が少ないのは、枝が赤みを帯びて目立ちムクドリやカラスに啄まれることが多いからだ。▼
クマノミズキ(熊野水木) ミズキ科ミズキ属 Swida macrophylla
(2020.09.08 明石公園)
☆
▲ ミズキ 葉は互生 クマノミズキ、ハナミズキ、ヤマボウシは全て対生 ▲
▲ ミズキの葉 明石西公園 ▲
--------------------------------------------------------------
春のクマノミズキ 西公園のミズキの冬芽 新林のミズキ 京都のサンゴミズキ(冬芽)
クマノミズキ クマノミズキの冬芽
クマノミズキ・・・美しいですね。初めて知りました。
葉はミズキよりも小さいけれどハナミズキよりは大きいのですね。
緑色の葉の中にたくさんのお花って素敵です。
やはり果実はムクドリやカラスに食べられてしまうのですね。
珊瑚のような赤い枝が素敵なことが鳥さんたちにもわかるのでしょうか?
それとも果実がとても美味しいのでしょうか?
なんだか食べてみたくなりました。(^o^ゞ))))あらあら、、、食いしん坊ですね。
桜にも小さな果実が出来て同じように鳥の格好の餌になるようですが
数で言えばミズキには叶わないのでしょう。
大きな鳥でも止まりやすいし。
鳥の目には赤色が黒々としたものに見えるらしいのでそれを狙うようですが
中にはまずいのもあるようです。
たぶん果実そのものでは無く色付いている果枝が呼び寄せているのかな。
理由は分からないのですが、この木は昨年伐採されてしまいました。