今月初めに撮った望海浜も冷たい風が吹き抜けていた。もっと波高があったし、波飛沫が突堤を越えていたから、今日とは少し違って暗い雰囲気。今朝も、同じように波は高いし、風は冷たいけれど、陽射しは明るかった。この場所からの景色は、以前はただ、茫洋とした瀬戸の東端の海峡だった。冬の海峡は、波の高い日には絵になったけれど、さして撮りたいと思うような場面には出くわさなかった。けれど、震災後に完成した明石海峡大橋 . . . 本文を読む
明石公園野球場からの二つの隅櫓。全国軟式高校野球の開かれるところ、小学校時代には巨人軍の春季キャンプの練習場になっていた場所。中学時代は、その周辺で近隣の中学校との抗争事件があった場所だし、東播大会が開催されると野球部の応援で休日はほとんどそこで過していた場所。天守の南西方向になる坤櫓と、南東方向になる巽櫓、二つの隅櫓は、震災後に化粧直しはされているけれど、往時のままに見渡せる。 . . . 本文を読む
豊橋・三河安城を過ぎて雪景色だったけれど、空は快晴だった。名古屋では薄く太陽も覗いていたけれど、ほんの十数分走っただけで窓外は吹雪の状態。関ヶ原トンネルの手前では、すっぽりと雪を被った杉木立の上に、吹雪いていた。少しスピードを上げた窓外の雪は、真横に流れていた。
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岐阜羽島をやっと発車したけれど、スピードは上がらない。長良川だったか、揖斐川だったかにさしかかって、何時もはその長い鉄橋もあっと言う間に通過するのだけれど、今日はのんびりしたものだ。土手ではなんと子供たちが雪の斜面で滑っている。
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前日来の大雪で、名古屋以西で新幹線は徐行運転を余儀なくされた。岐阜羽島駅で臨時停車。動き始めた列車の窓外は、だんだんと吹雪の様相だった。名物・柿の栽培園もすっかり雪の中だった。こんな写真が新幹線車中から撮れるのも大雪のお陰なのかな。 . . . 本文を読む
富士山である。 何処から見ても、何処で撮っても、誰が撮っても富士山である。 偉大なる平凡、だから掴まえ所も無いし、どのように足掻いても同じものしか撮れない。 その上、昔の山ヤは、畏敬の念だけでなく、奇妙な拘りを持ってその山には登っていない。 東名鮎沢PAから、御殿場で下りて東富士に入る途中、そして清里駅前、美しの森、八ヶ岳山麓のこの場所……、朝から何枚撮っただろう。 . . . 本文を読む
ペンション・北欧に着いたのは夕方だったけれど、清里から下ってきたのに気温は氷点下だった。 位置的には、八ヶ岳南端、編笠山の裾野にあたる場所。 幾つかのペンションが建ち並んで近くには「鹿の湯」がある。 懐かしい八ヶ岳は、清里で県境尾根の一部分を見ただけだったけれど、ペンションのオーナーと、昔の山談義にしばし花が咲いた。 脱サラ組とは言っても、もう17年間もこの地でペンションを守っていらっしゃる . . . 本文を読む
「平さんの十割蕎麦」がメインの夕餉。 蕎麦の前に出て来た、オーナー自家製の野菜類を使った料理は、六人でも持て余すほどだった。 メインの蕎麦を食せないほどに食べてしまった人も居たくらいである。 蕎麦を中心にした料理も、次々出されたから、私にはちょうど良い量(?)でした。 . . . 本文を読む
さすがに冬。一夜にして真っ白になっていた。 三台連ねての「蕎麦を食す小旅行」は、ハプニング続きだった。 ペンション・北欧から、駐車場に停めていた三台を撮ったのだけれど、その内の一台、WV Golf GTIは、履いているタイヤに合うチェーンが市販されていなくて尤も、スノータイヤを履けば良いのだけれど…、結局その駐車場に午後まで厄介になることに。 . . . 本文を読む