調査会社のIDCジャパンが19日発表した2007年7-9月の携帯電話端末の国内出荷台数シェアは、シャープが1位を維持したものの、シェアを約8ポイント落とした。
主要な納入先であるソフトバンクモバイルが在庫調整したことが響いた。
1位 : シャープ (22.2%)
2位 : パナソニックモバイル (14.2%)
3位 : 富士通 (13.9%)
4位 : 東芝 (12.1%)
5位 : NEC (7.8%)
6位 : その他 (29.8%)
シャープのシェアは22.2%と4-6月期に比べて7.8ポイントのマイナスだった。2位は松下電器産業子会社のパナソニックモバイルコミュニケーションズの14.2%。
NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクの3社に納入先を広げ、シェアを0.5ポイント上げた。3位には、中高年向け携帯電話のらくらくホンが好調な富士通が入った。東芝もシェアを伸ばし5位から4位に上がった。
全体の出荷台数は前年同期比17.4%増の1068万台。前年同期は番号ポータビリティ制度開始前の買い控えがあったが、今期はその反動で大幅増となった。
【記事引用】 「日経産業新聞/2007年12月20日(木)/7面」