携帯電話業界ブログ

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富士通、中国市場に新規参入 香り楽しめる携帯電話で女性需要掘り起こし

2011-06-18 |  富士通/東芝

 

 富士通は16日、香りを楽しめる携帯電話を中国市場で24日に投入すると発表した。同社が中国で携帯電話を発売するのは初めて。

 日本市場で2009年に発売した端末をベースに中国市場向けに改良。NECやパナソニツクなど日本勢が相次ぎ撤退したなかでの新規参入に注目が集まりそう。


●女性需要掘り起こし

 人気アクセサリーブランド「フォリフォリ」と開発した。

 ジルコニアを施し、きらびやかさを演出する。携帯電話機の背面に特殊な細工を施したセラミックスを埋め込んだ。利用者はここに好みの香水を吹き付ければ、外出先でも香りを楽しめる。

 中国の20-40歳代の女性需要を掘り起こす。

 中国で約1500の携帯電話販売店を展開する「北京迫信通商貿」と提携。中国内に200店舗を持つ「フォリフォリ」の販売店でも扱う。日本から輸入、まず2万台販売を目指す。

 16日、上海市内で会見した富士通の大谷信雄・執行役員常務は「中国では日本ブランドに対する期待も高い」と自信を見せた。1年内には第2弾製品としてスマートフォン投入を検討する。




【記事引用】 「日経産業新聞/2011年6月17日(金)/3面」


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