圭子の音楽室

圭子の音楽レッスン日記&出来事

興味津々の子供達!!

2007-11-10 00:48:50 | 圭子の音楽室
5月終わりに始めた不思議な子は3冊目のテキストもいよいよ最後1曲となった
あと1週練習させようと思い合格にしなかった
新しいテキストの事が気になるらしい
音階といろんな奏法を学ぶテキストとポリフォ二ーのテキスト・・・これはみんな必修にしている
あと何か作品集をプラスしようと思うベートーベンの歓こびの歌が弾きたいと話していた

テキストが揃う次回までの宿題はバルトークのミクロコスモスの中から平行進行の16小節のテーマをノートに書き写させさらってくるように言った
この子にとってはとても簡単な内容だと思うけれど、平行に音符が動く時の譜面の状態と自分の手の動きに気がついて意識して欲しかった
平行の意味がわかる?と聞くと「わからない」と言う

自分の書いた譜面を見て何か気がつく事ない?と聞くと「あっユニゾンに似た動きをしてる」と言った

そうだねでも・・・似てるけど同じ音ではなくて、一つ飛ばしの3度で動いているよね・・・と言った

電車の線路はカーブしたりもするけど・・・いつもずっと同じ幅で続いていってるよねそれと同じでこの曲は、上下の音の関係はいつも3度の幅で動いてるんだよ・・・と話すと「ホントだ~」・・・と言いあっという間に弾いてしまった

譜面の中にある規則性などを見つけることは面白い

このミクロコスモスという作品はいくつかのテーマに分れとてもシンプルに構成されているので、楽典の初歩的なテーマとしても使えるのでとてもいい

最近・・教室の子供達の間ではお絵かき帳感覚で五線紙に譜面を書くのが流行ってるらしい

今日も付き添いで来ていた別な曜日の生徒が四分休符の書き方を教えて欲しいと聞いてきたので二人まとめて一緒に書いた

お山を書いてそこから蛇がニョロニョロって出てくるんだよ・・・と教えている

これですぐにキレイな四分休符が書けるようになる

一人の子が中々ニョロニョロっとしなやかに書けずカクカクってなってしまうので・・・
何か・・体がかたそうな蛇だよね~と言うとケラケラ笑いながら何度も書き直すけどカクカク・・・

まあ・・・体のかたい蛇もいるかもねってことで

譜面に登場するいろんなものの形は子供にとって興味津々なのです

思い出すな~遠い昔・・自分も感じたこの感覚・・・
久しぶりにいい感じ




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